食品安全関係情報詳細

資料管理ID syu05100460149
タイトル 欧州食品安全機関(EFSA)、肉用鶏、又は採卵鶏/繁殖鶏ひなに使用する飼料添加物Natuphos(登録商標)Eの認可条件の変更に関する科学的意見書を公表
資料日付 2019年2月28日
分類1 -
分類2 -
概要(記事)  欧州食品安全機関(EFSA)は2月28日、肉用鶏、又は採卵鶏/繁殖鶏ひなに使用する飼料添加物Natuphos(登録商標)Eの認可条件変更に関する科学的意見書(2019年1月23日採択)を公表した。概要は以下のとおり。
1.概要
 当該添加物Natuphos(登録商標 )Eは、Aspergillus nigerの遺伝子組換え(GM)株により生産される6-フィターゼである。この飼料添加物は、現在、欧州において、肉用鶏、採卵鶏ひな、肉用豚、雌豚、マイナー種の肉用豚又は繁殖豚、肉用七面鳥、繁殖用七面鳥ひな、他の全ての鳥類(採卵用の鳥類を除く)及び離乳後の子豚への使用が認可されている。
 肉用鶏又は採卵鶏ひなへの使用に関する認可条件は、用量が750FTU(フィチン酸分解力単位)(訳注)/kg飼料以上である。申請者は、この用量を125FUT/kg飼料に引き下げることを求めている。
2.安全性
 当該添加物を飼料に使用する場合の安全性上の観点(産生株のGMを巡る安全性を含む)や、対象動物種、消費者、使用者及び環境に対する安全性に関しては、以前に評価が行われている(2017年)。EFSAの「動物用飼料に使用する添加物及び製品又は物質に関する科学パネル」(FEEDAPパネル)は、この製品を飼料添加物として使用することは、対象動物種、消費者の安全性又は環境への懸念とはならないと結論付けた。
 同パネルは、以前に得られた結論の再考に繋がる何らかの新情報は認識していない。肉用鶏への使用における推奨用量の引き下げは、安全性に関して既に熟考された見解に対して影響を与えるものではないと考えられる。
 (訳注) 1FTUはフィターゼがフィチン酸に37℃で作用するとき、1分間に1μmolのリン酸を遊離させる酵素量に相当。
地域 欧州
国・地方 EU
情報源(公的機関) 欧州食品安全機関(EFSA)
情報源(報道) -
URL https://efsa.onlinelibrary.wiley.com/doi/10.2903/j.efsa.2019.5607
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