食品安全関係情報詳細

資料管理ID syu05100380149
タイトル 欧州食品安全機関(EFSA)、GMOリスク評価のためのEFSA科学ネットワークの2018年次報告に関するテクニカルレポートを公表
資料日付 2019年2月20日
分類1 -
分類2 -
概要(記事) 欧州食品安全機関(EFSA)は2月20日、GMOリスク評価のためのEFSA科学ネットワークの2018年次報告に関するテクニカルレポートを公表した (2月4日採択、PDF版15ページ、doi: 10.2903/sp.efsa.2019.EN-1577)。概要は以下のとおり。
GMOリスク評価のためのEFSA科学ネットワーク(GMOネットワーク)は、加盟国との協働及びネットワーク確立を目指すEFSAの戦略に従い2010年に設立され、以来、年次総会を開催している。GMOネットワークの目標は、加盟国間対話の改善、リスク評価原則の相互理解の確立、EU域内にて遂行される科学的評価への理解と信頼の強化、加盟国-EFSA間のプロセス透明性の向上であり、EU域内で行われたリスク評価の調和レベルの向上を目的とする。
現在、28の加盟国及びノルウェーがGMOネットワークメンバーであり、スイス、トルコ、ボスニアヘルツェゴビナがオブザーバーとして参加している。これらの国々により、2つのメンバー組織(MC/FF(食品・飼料安全及び分子特性決定を管轄)、ERA(環境リスク評価を管轄)が任命された。これらのメンバー組織により選出された専門家が、協議事項のテーマに則して年次総会に出席した。
(年次総会 11月8日協議事項)
・GMOパネルの現在の任務、リスク評価ガイドライン作成、科学的助言の要請及び調達契約の周知
・GM食品/飼料に関する90日間の研究に対するEFSAの意見の実施戦略及び、GMO申請に関する国内管轄当局の諮問に関する議論
・GM植物の分子特性決定のためのDNAシークエンシングの質に関する技術ノート、植物起源GM飼料のリスク評価に適したかいば材料の選択に関する説明用ノート、EU市場認可のためのGM植物申請の文脈における新たに発現するタンパク質定量に関する説明用ノートに関する議論
・現在作成中である、ヒト食事ばく露評価に関する説明用ノートに関する議論
(年次総会 11月9日協議事項)
・ヒアリング専門家(German Central Commission of Biological Safety)のプレゼンテーション(合成生物学のモニタリング、古典的GMOと遺伝子ドライブ生物の相違点及び類似点-リスク評価のための挑戦)
・GMOネットワークメンバー(Dutch National Institute for Public Health and the Environment)のプレゼンテーション(現代バイオテクノロジーにおける新たな発展がもたらすヒトの健康及び環境リスクの評価に関する報告)
・合成生物学及び遺伝子ドライブ生物に関する各国の活動についての情報収集
(その他)
2018年には、GMOネットワークメンバー及びGMOリスク評価分野の加盟国管轄当局所属の専門家は、規則 (EC) No 1829/2003第6条(4)・第18条(4)に即して意見を公表し、12のGMO申請のリスク評価に貢献した。又、GMOネットワーク会議及びその他の様々なGMOリスク評価関連のEFSA科学会議に出席した。
当該テクニカルレポートは下記URLにて入手可能。
https://efsa.onlinelibrary.wiley.com/doi/10.2903/sp.efsa.2019.EN-1577
地域 欧州
国・地方 EU
情報源(公的機関) 欧州食品安全機関(EFSA)
情報源(報道) -
URL http://www.efsa.europa.eu/en/supporting/pub/en-1577
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