食品安全関係情報詳細

資料管理ID syu05100160297
タイトル 国際獣疫事務局(OIE)、動物用抗菌性物質の使用に関する第3回OIE年次報告書(全131ページ)を公表
資料日付 2019年2月14日
分類1 -
分類2 -
概要(記事)  国際獣疫事務局(OIE)は2月14日、動物用抗菌性物質の使用に関する第3回OIE年次報告書(全131ページ)を公表した。概要は以下のとおり。  
 2017年の第3期データ収集では、OIE加盟国153か国(加盟国181か国の85%)と非OIE加盟国2か国の、合わせて155か国が報告書様式に記入し提出した。(第1期は130の加盟国が提出)
 成長促進剤としての抗菌性物質の使用についての回答では、回答国110か国(155のうち110か国、71%)が、法律あるいは規制の有無にかかわらず、2017年時点で自国の動物の成長促進のための抗菌性物質を使用していないと回答した。残りの45か国(29%)は、成長促進のために抗菌性物質を使用した旨を報告した。これらのうち、18か国(45のうち18か国、40%)が、成長促進剤として使用される抗菌性物質のリストを示す、あるいは成長促進剤として使用すべきでない抗菌性物質のリストを示す規制の枠組みを有していた。
 118か国(155のうち118か国、76%)が、2015年から2017年までの間の1年以上に渡る量的データを報告し、第1期に量的データを報告した89か国、第2期の107か国と比べ増加した。これらのデータの出所はOIE地域によって異なり、販売データ及び輸入データを報告した国が多かった。
 91か国からOIEに報告された量的データによって示されたように、動物バイオマスによって調整された2015年に動物に使用された抗菌性物質量の世界的推定値は168.75 mg/kgであった。国レベルの推定値によって2015年に動物で使用された抗菌性物質に関するデータを調整し、172.41 mg/kgという上限推定値の提案が行われた。2015年の分析では、データ収集への世界的参加の増加が反映されており、報告国は31か国増え、世界的なバイオマス推定値は、2014年の37%から増加して、71%となった。
 動物用抗菌性物質の使用に関する量的データ収集を進めるに当たり各国が直面している多くの課題があることをOIEは理解しているが、その結果として、本報告書に示されている量的データの解釈と使用には注意が必要である旨をOIEは助言する。
地域 その他
国・地方 その他
情報源(公的機関) 国際獣疫事務局(OIE)
情報源(報道) -
URL http://www.oie.int/fileadmin/Home/eng/Our_scientific_expertise/docs/pdf/AMR/Annual_Report_AMR_3.pdf
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