食品安全関係情報詳細
資料管理ID | syu05090530475 |
タイトル | フランス食品環境労働衛生安全庁(ANSES)、食物アレルギーのリスクを予防するための情報提供に関して公表 |
資料日付 | 2019年2月15日 |
分類1 | - |
分類2 | - |
概要(記事) | フランス食品環境労働衛生安全庁(ANSES)は2月15日、食物アレルギーのリスクを予防するための情報を改善した。 食習慣が変化し、新たな食品が市場へ参入することから、食物アレルギーは公衆衛生の懸念事項であり続ける。ANSESは調査の結果、フランスの食物アレルギーの有病率に関するデータの不足を確認した。 アレルギー監視ネットワーク(RAV)からの報告によって、新たなアレルギー(ソバ、小型反すう動物(ヤギ及び羊)の乳、キウイ、松の実、αガラクトース(哺乳動物の肉に含まれる)、えんどう豆、レンズマメ)が確認された。これらのアレルゲンはアナフィラキシー、即ち重篤なアレルギー反応のリスクを有し、時には、欧州規則No.1169・2011のリストに記載のある表示義務のある一部のアレルゲンより高リスクである。したがって、重篤なアレルギーのリスクをより適切に予防するために、報告された食品のアレルゲンのリストを定期的に更新することを推奨する。また調査によって、成人におけるRAVに報告された重篤なアナフィラキシーの事例においてアレルギー反応を悪化させる要因、主にアルコールとたばこが強調された。 食物アレルギーに関する公式の勧告がないことから、アレルギー患者をケアし経過を見守るために、専門医療機関以外に医師に向けた適正行動規範を作成することが適切であると判断した。 消費者への情報提供に関しては、アレルギー患者が家庭以外での食事について情報を得られるようにすることが不可欠である。欧州では外食業界のための措置が存在する。調査によって、国外で食事した場合にアレルギー患者のリスクの増加が確認された。したがって、国外に出かける、又は飛行機に乗るアレルギー患者のために特別な指針を作成することを提案する。 より一般的には、情報へのアクセスのし易さ、消費者の行動への影響、情報提供が義務化されている食品の妥当性、とりわけ注意喚起のための表示に関する規制といった側面の有効性の評価の実施を奨励する。 報告書は下記URLから入手可能。 https://www.anses.fr/fr/system/files/NUT2015SA0257.pdf |
地域 | 欧州 |
国・地方 | フランス |
情報源(公的機関) | フランス食品環境労働衛生安全庁(ANSES) |
情報源(報道) | - |
URL | https://www.anses.fr/fr/content/allergies-alimentaires-am%C3%A9liorer-l%E2%80%99information-pour-pr%C3%A9venir-les-risques |
(※注)食品安全関係情報データベースに関する注意事項
本データベースには、食品安全委員会が収集した食品安全に関する国際機関、国内外の政府機関等の情報を掲載しています。
掲載情報は、国際機関、国内外の政府機関等のホームページ上に公表された情報から収集したものですが、関係する全ての機関の情報を確認しているものではありません。また、情報内容について食品安全委員会が確認若しくは推薦しているものではありません。
掲載情報のタイトル及び概要(記事)は、食品安全委員会が和訳・要約したものであり、その和訳・要約内容について情報公開機関に対する確認は行っておりませんので、その文責は食品安全委員会にあります。
情報公表機関からの公表文書については、個別項目の欄に記載されているURLからご確認下さい。ただし、記載されているURLは情報収集時のものであり、その後変更されている可能性がありますので、ご了承下さい。
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