食品安全関係情報詳細

資料管理ID syu05090410184
タイトル ノルウェー食品安全庁(NFSA)、慢性消耗性疾患(CWD)の拡大防止措置に関する規制プロセスを公表
資料日付 2019年2月14日
分類1 -
分類2 -
概要(記事)  ノルウェー食品安全庁(NFSA)は2月14日、慢性消耗性疾患(CWD)の拡大防止措置に関する規制プロセスを公表した。概要は以下のとおり。
・CWDがNordfjella地域の感染ゾーン(Zone1)の外に拡大するリスクは依然としてある。NFSAは、ノルウェー農業食料省に対して、Nordfjella地域におけるリックストーン(訳注:ミネラル補給のために塩石などを舐めるシカの習性を利用しておびき寄せる石)の使用を禁じるよう、また、移動放牧を規制するよう要請している。一方で、NFSAは、めん羊産業への負荷を低減する措置の必要性を指摘している。このような、ゾーンに関する規制変更の提案は、CWDに関する措置の一環である。
・主な提案内容
 NFSAは、Nordfjella地域におけるリックストーンの使用禁止と共に、同地域以外からのめん羊の新たな移動放牧の禁止を提案している。また、Selbu周辺の現在の感染ゾーンを廃止することも提案している。非定型CWD症例が検出された地域の周辺には不要と考えるからである。
 これらの提案は、「ノルウェー食品及び環境に関する科学委員会」(VKM)の最新の報告書に基づく。
 VKMの報告書は、Nordfjella地域外へのCWD感染経路として最も可能性が高いと考えられるのは、Nordfjella Zone1で放牧されるめん羊及びシカであると指摘している。
 NFSAは、Nordfjella地域における放牧禁止は提案していないが、予防措置として、同地域のZone1における移動放牧は条件付きにすることを考慮すべきと考える。また、同地域における新たな移動放牧の禁止も提案している。
 CWD規則に関するこれらの変更案及び意見募集要項は、ノルウェー農業食料省に送られた。
 VKMの報告書(英語、92ページ)は以下のURLから入手可能。
https://vkm.no/risikovurderinger/allevurderinger/smittespredningavskrantesyke.4.401ade1116653f1aef54cffa.html
地域 欧州
国・地方 ノルウェー
情報源(公的機関) その他
情報源(報道) -
URL https://www.mattilsynet.no/dyr_og_dyrehold/dyrehelse/dyresykdommer/skrantesjuke__cwd_/mattilsynet_foreslaar_flere_tiltak_for_aa_hindre_at_skrantesjuke_sprer_seg.33853
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