食品安全関係情報詳細

資料管理ID syu05090110305
タイトル 欧州連合(EU)、被代替候補として有効成分のメトキシフェノジドの認可の更新を官報で公表
資料日付 2019年2月1日
分類1 -
分類2 -
概要(記事)  欧州連合(EU)は2月1日、植物保護製剤の販売に関する欧州議会及び理事会規則(EC) No1107/2009の規定に従って、被代替候補(a candidate for substitution)として有効成分のメトキシフェノジド(methoxyfenozide)の認可の更新及び委員会施行規則(EU) No 540/2011の改正を官報(7ページ)で公表した。
1. メトキシフェノジドの認可更新の申請が提出された。
2. メトキシフェノジドを含有する最低1つの植物保護製剤の1件以上の代表的用途に関して、欧州議会及び理事会規則(EC) No 1107/2009の第4条で規定されている認可基準が満たされていることが証明された。したがって、メトキシフェノジドの認可を更新することが適切である。
3. しかしながら欧州委員会は、メトキシフェノジドが欧州議会及び理事会規則(EC) No 1107/2009の第24条の規定による被代替物質(a candidate for substitusion)の候補であると考える。メトキシフェノジドは、土壌中及び水中の半減期が120日を超え、淡水生物に対する長期無影響濃度が0.01ml/L未満であるため、同規則の付属書IIの規定に従った難分解性物質及び毒性物質である。したがって、メトキシフェノジドは同規則の付属書IIの4(訳注:被代替物質の候補の条件)の第2段落に規定されている難分解性、生物蓄積性及び有毒性(PBT:Persistent
, bioaccumulative and toxic)の条件のうち2つを満たしている。
4. 同規則の第14条及び第6条の規定に従って、及び現行の科学的及び技術的知識を考慮して、特定の条件及び制限を付すことが必要である。特に、地下水及び対象外の生物に対するばく露を最小化するために、メトキシフェノジドを含有する植物保護製剤の使用を温室に制限し、更なる補強情報を要請することが適切である。
5. EFSAの結論に要約されている入手可能な科学的情報に基づき、メトキシフェノジドが内分泌かく乱物質であることは非常に考えにくいと合理的に考えられるが、この結論の信頼を高めるために、申請者は提出された情報の更新評価及び適宜甲状腺の内分泌活性がないことを補強する更なる情報提供を行わなければならない。
第1条 有効成分メトキシフェノジドの認可を被代替の候補として、本規則の付属書Iの規定に従って更新する。
第2条 欧州委員会施行規則(EU) No 540/2011の付属書を本規則の付属書IIの規定に従って改正する。
地域 欧州
国・地方 EU
情報源(公的機関) 欧州連合(EU)
情報源(報道) -
URL https://eur-lex.europa.eu/legal-content/EN/TXT/HTML/?uri=CELEX:32019R0158&from=EN
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