食品安全関係情報詳細

資料管理ID syu05090090305
タイトル 欧州連合(EU)、基本物質としての酢の使用条件に関しての改正を官報で公表
資料日付 2019年1月31日
分類1 -
分類2 -
概要(記事)  欧州連合(EU)は1月31日、基本物質としての酢(vinegar)の使用条件に関して欧州委員会施行規則(EU)2015/1108及びNo 540/2011の改正を官報(3ページ)で公表した。
1. 欧州委員会施行規則(EU) 2015/1108は防かび剤及び殺菌剤として使用する基本物質として酢を認可し、委員会施行規則(EU) No 540/2011の付属書のCに収載した。
2. Charbonneaux-Brabant 社は欧州委員会に対して、酢の用途を広げて除草剤として認可するよう申請書を提出した。
3. 欧州食品安全機関(EFSA)は欧州委員会の要請を受けて、植物保護における除草剤として酢の用途拡大に関するテクニカルレポートを提出した。
4. 実施された調査から酢が原則として、欧州議会及び理事会規則(EC) No1107/2009の第23条の要件(訳注:基本物質の認可基準)を満たし、特にレビューレポートにおいて調査され詳述された除草剤としての用途に関する要件を満たすと考えられた。したがって、除草剤として酢の用途を認可すべきである。更に、酢の新たな用途が認可されることになるため、酢に関する最新のレビューレポートにおいて説明されている、酢の他の用途を認可することが容認できる。したがって、防かび剤及び殺菌剤としての用途に限定した現行の制限を廃止することが適切である。
5. しかしながら、同規則(EC)の第13条(2)及び第6条の規定に従って及び現在の科学的及び技術的知識に照らして、特定の使用条件を遵守することが必要である。
6. 以上の経過及び観点から、欧州委員会施行規則(EU) 2019/149を採択する。
第1条 欧州委員会施行規則(EU) 2015/1108を本規則の付属書Iの規定に従って改正する。
第2条 欧州委員会施行規則(EU) 540/2011を本規則の付属書IIの規定に従って改正する。
訳注: 主な改正点は、欧州委員会施行規則(EU) 2015/1108の付属書I及び欧州委員会施行規則(EU) No 540/2011の付属書における特別規定の「防かび剤及び殺菌剤の基本物質としての用途に限定して認可する」を削除。
地域 欧州
国・地方 EU
情報源(公的機関) 欧州連合(EU)
情報源(報道) -
URL https://eur-lex.europa.eu/legal-content/EN/TXT/HTML/?uri=CELEX:32019R0149&from=EN
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