食品安全関係情報詳細

資料管理ID syu05080240149
タイトル 欧州食品安全機関(EFSA)、ブロッコリーにおける農薬有効成分トリフロキシストロビンの現行の残留基準値(MRL)の改正に関する理由を付した意見書を公表
資料日付 2019年1月21日
分類1 -
分類2 -
概要(記事)  欧州食品安全機関(EFSA)は1月21日、ブロッコリーにおける農薬有効成分トリフロキシストロビン(trifloxystrobin)の現行の残留基準値(MRL)の改正に関する理由を付した意見書(2018年12月17日承認、25ページ、doi: 10.2903/j.efsa.2019.5576)を公表した。概要は以下のとおり。
 Bayer Hellas AGは欧州議会及び理事会規則(EC) No 396/2005の規定に従って、ギリシャの監督当局に対してブロッコリーにおけるトリフロキシストロビンの現行のMRLの改正申請書を提出した。
 申請書をサポートする提出データはブロッコリーに対するMRL案を導出するのに十分であった。バリデーションのとれた0.01mg/kgの定量限界(LOQ)で、検討対象の作物中におけるトリフロキシストロビンの残留物を管理するのに適切な規制のための分析法が利用可能である。
 EFSAは暫定的なリスク評価を実施したが、その中でトリフロキシストロビン及びその一代謝物CGA321113の残留物への算出ばく露量はトリフロキシストロビンの導出された毒性学的基準値を超過しなかった。
 いくつかの代謝試験において特定された代謝物の毒性学的性質が十分に明らかにされていないこと、及び過去においてMRLsが設定された作物における代謝物CGA357262、CGA357261、CGA331409の存在量に関するデータが入手できないためリスク評価は暫定的である。 
EFSAのMRL改正案は以下のとおり
品目      現行MRL mg/kg        MRL改正案 mg/kg
ブロッコリー   0.5 リスク監督機関の更なる検討が必要
地域 欧州
国・地方 EU
情報源(公的機関) 欧州食品安全機関(EFSA)
情報源(報道) 欧州食品安全機関(EFSA)
URL http://www.efsa.europa.eu/en/efsajournal/pub/5576
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