食品安全関係情報詳細

資料管理ID syu05070290305
タイトル Eurosurveillance:掲載論文「2015~2016年のフランスにおける未殺菌乳チーズの摂取に関連する複雑な全国的サルモネラ・ダブリン集団感染の解明」
資料日付 2019年1月17日
分類1 -
分類2 -
概要(記事) Eurosurveillance(Volume 24
, Issue 3
, 17 January 2019 )に掲載された論文「2015~2016年のフランスにおける未殺菌乳チーズの摂取に関連する複雑な全国的サルモネラ・ダブリン集団感染の解明(Disentangling a complex nationwide Salmonella Dublin outbreak associated with raw-milk cheese consumption
, France
, 2015 to 2016)、著者Aymeric Ung (Sant? publique France (SpFrance)
, the French national public health agency
, フランス)ら」の概要は以下のとおり。
 2016年1月18日、フランス国立サルモネラリファレンスセンターはフランス衛生省にSalmonella Dublinの過多な感染者の報告をした。感染源の特定及び取るべき管理措置について調査した。全ゲノムシークエンス法(WGS)及び多座変数タンデムリピート分析法(MLVA)を用いて、微生物学的クラスターの特定、及び患者、動物並びに食品の由来の関連付けを実施した。
 クラスターは、WGS及び/又は特定されたMLVA型によって一塩基多型15個未満の分離株と定義された。我々は、食品の摂取に関して、異なるクラスターの比較(症例症例研究)及びインターネットから得られた対照群との比較(症例対照研究)を実施した。83症例の内の63症例(76%)と面談調査し、2
,914人の対照群にアンケートを行った。
 双方の調査から、異なる感染源でS. Dublin集団感染が2015年11月から2016年3月まで継続的に発生していることが提示された。症例対照研究では、明確に識別されるWGSクラスターの患者は、未殺菌牛乳チーズのMorbier(補正オッズ比(aOR):14、95%信頼区間(CI):4.8-42)又はVacherin Mont d'Or(aOR:27、95% CI:6.8 -105)をより多く摂取していた。
 この結果を踏まえて、農業省は今後の集団感染予防のために未殺菌乳チーズの製造地域の加工場の管理計画を強化することを開始した。

地域 --未選択--
国・地方 --未選択--
情報源(公的機関) --未選択--
情報源(報道) Eurosurveillance
URL https://eurosurveillance.org/content/10.2807/1560-7917.ES.2019.24.3.1700703#abstract_content
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