食品安全関係情報詳細

資料管理ID syu05070240149
タイトル 欧州食品安全機関(EFSA)、化学混合物の遺伝毒性の評価に関する声明書を公表
資料日付 2019年1月16日
分類1 -
分類2 -
概要(記事)  欧州食品安全機関(EFSA)は1月16日、化学混合物の遺伝毒性の評価に関する声明書(2018年11月22日採択、11ページ、doi: 10.2903/j.efsa.2019.5519)を公表した。概要は以下のとおり。
 EFSAの科学委員会は本文書において、化学混合物の遺伝毒性に関する特性を述べている。同委員会は、先ず混合物をできるだけ化学的に特徴付けるべきであると指摘する。混合物の特徴付けは他の毒性学的側面においても妥当であるが、とりわけ遺伝毒性の評価に関して重要である。
 もし一つの混合物が、適切な投与経路を介したin vivoにおいて遺伝毒性があると個々に評価される一つ以上の化学物質を含有するならば、その混合物は遺伝毒性の懸念を引き起こす。
 もし十分に化学的に定義された混合物が遺伝毒性物質を含有していなければ、その混合物は遺伝毒性に関して懸念ではない。
 もし混合物が化学的に特徴付けられない物質を少量含有しているならば、最初の選択肢として特定されていない少量の物質の実験的試験を検討すべきである。もしそれができそうにない場合は、混合物全体の試験を試みるべきである。
 もし少量の物質の、あるいは混合物全体の、適切なin vitro試験が明らかに陰性結果を示すならば、その混合物は遺伝毒性がないと考えるべきである。もしin vitro試験が一つ以上の陽性結果を示すならば、in vivoのフォローアップ試験を検討すべきである。in vivoのフォローアップ試験が陰性結果の場合、遺伝毒性に関して懸念はないという結論を出す前に、in vivo試験の限界の可能性を不確実性分析において重み付けすべきである。in vivoのフォローアップ試験で陽性結果の場合、その混合物は遺伝毒性について懸念があると結論付けることができる。
 
地域 --未選択--
国・地方 --未選択--
情報源(公的機関) --未選択--
情報源(報道) 欧州食品安全機関(EFSA)
URL http://www.efsa.europa.eu/en/efsajournal/pub/5519
(※注)食品安全関係情報データベースに関する注意事項
本データベースには、食品安全委員会が収集した食品安全に関する国際機関、国内外の政府機関等の情報を掲載しています。
掲載情報は、国際機関、国内外の政府機関等のホームページ上に公表された情報から収集したものですが、関係する全ての機関の情報を確認しているものではありません。また、情報内容について食品安全委員会が確認若しくは推薦しているものではありません。
掲載情報のタイトル及び概要(記事)は、食品安全委員会が和訳・要約したものであり、その和訳・要約内容について情報公開機関に対する確認は行っておりませんので、その文責は食品安全委員会にあります。
情報公表機関からの公表文書については、個別項目の欄に記載されているURLからご確認下さい。ただし、記載されているURLは情報収集時のものであり、その後変更されている可能性がありますので、ご了承下さい。