食品安全関係情報詳細

資料管理ID syu05061100305
タイトル 欧州連合(EU)は1月4日、L-アルギニンを全動物種向けの飼料添加物として認可する委員会施行規則(EU)2019/12を官報で公表
資料日付 2019年1月4日
分類1 肥料・飼料等
分類2 飼料
概要(記事)  欧州連合(EU)は1月4日、L-アルギニン(L-arginine)を全動物種向けの飼料添加物として認可する委員会施行規則(EU)2019/12を官報で公表した。
1. 委員会施行規則(EC) No 1831/2003は動物栄養において使用される添加物の認可、そのような認可の根拠及び手続きを規定している。
2. 施行規則第7条の規定に従って、全動物種向けの飼料及び飲用水における飼料添加物としてCorynebacterium glutamicum KCCM 10741P株及びEscherichia coli NITE BP-02186株が産生するL-アルギニンの認可を求める申請書が提出された。
Corynebacterium glutamicum KCCM 10741P株の産生するL-アルギニンは「栄養添加物」として区分され全動物種向けの飼料添加物として、Escherichia coli NITE BP-02186株の産生するL-アルギニンは「栄養添加物」、機能グループの「アミノ酸類、それらの塩及び類似化合物」、及び「官能的添加物」、機能グループの「香料化合物」として区分され、全動物種向けの飼料添加物としての認可が申請された。
3. 欧州食品安全機関(EFSA)は2018年4月18日及び19日付けの意見で、Escherichia coli NITE BP-02186株及びCorynebacterium glutamicum KCCM 10741P株が産生するL-アルギニンは提案されている使用条件の下で動物の衛生、ヒトの健康及び環境へ有害作用を及ぼさないこと、及び適切な防護措置を取れば使用者への安全性の懸念はないであろうと結論付けた。
4. EFSAは全動物種に対してこの添加物がアミノ酸アルギニンの有効な供給源であり、反すう動物において十分に有効な補完的なL-アルギニンとして第一胃における分解から保護されると結論づけた。EFSAはその意見書において、飲用水を介してアミノ酸としてL-アルギニンを供給する場合には栄養バランスが崩れる可能性があると懸念を表明した。したがって、その場合には全ての必須アミノ酸及び条件付き必須アミノ酸を含む飼料供給を考慮するように使用者に注意を喚起することが適切である。
5. 同添加物の評価は欧州議会及び理事会規則(EC) No 1831/2003の第5条に規定されている認可の条件を満たしていることを示している。したがって、本規則の付属書の規定に従って同添加物の使用を認可すべきである。
地域 欧州
国・地方 EU
情報源(公的機関) 欧州連合(EU)
情報源(報道) -
URL https://eur-lex.europa.eu/legal-content/EN/TXT/HTML/?uri=CELEX:32019R0012&from=EN
(※注)食品安全関係情報データベースに関する注意事項
本データベースには、食品安全委員会が収集した食品安全に関する国際機関、国内外の政府機関等の情報を掲載しています。
掲載情報は、国際機関、国内外の政府機関等のホームページ上に公表された情報から収集したものですが、関係する全ての機関の情報を確認しているものではありません。また、情報内容について食品安全委員会が確認若しくは推薦しているものではありません。
掲載情報のタイトル及び概要(記事)は、食品安全委員会が和訳・要約したものであり、その和訳・要約内容について情報公開機関に対する確認は行っておりませんので、その文責は食品安全委員会にあります。
情報公表機関からの公表文書については、個別項目の欄に記載されているURLからご確認下さい。ただし、記載されているURLは情報収集時のものであり、その後変更されている可能性がありますので、ご了承下さい。