食品安全関係情報詳細

資料管理ID syu05061030305
タイトル 欧州連合(EU)、肉用鶏向け飼料添加物としてナラシン及びニカルバジンの製剤の認可条件に関して委員会規則(EU) No 885/2010の改正を官報で公表
資料日付 2018年12月12日
分類1 肥料・飼料等
分類2 飼料
概要(記事)  欧州連合(EU)は12月12日、肉用鶏向け飼料添加物としてナラシン(narasin)及びニカルバジン(nicarbazin)の製剤の認可条件に関して委員会規則(EU) No 885/2010の改正を官報で公表した。
1. 欧州議会及び理事会規則(EC) No 1831/2003は動物栄養において使用される添加物の認可、そのような認可の根拠及び手続きを規定している。
2. 飼料添加物としてのナラシン及びニカルバジンの製剤の使用は、委員会規則(EU) No 885/2010により10年間肉用鶏向けに認可されている。
3. 認可保有者がマイクロトレーサーレッド(micro tracer red)(訳注)の含有量を11g/kgから、4g/kg~11g/kgの範囲に変更するために関連する裏付けデータを付けて認可条件の変更を申請した。
4. 欧州食品安全機関(EFSA)はその意見書において、マイクロトレーサーレッドの含有量の11g/kgから、4g/kg~11g/kgの範囲への引き下げは添加物の物理化学的及び生物学的特性に影響を及ぼさないと結論付けた。したがって、11g/kgのマイクロトレーサーレッドを含有する製剤に関して以前実施された安全性及び有効性の評価は新たな製剤に関しても依然として有効であるという結論に至った。EFSAは販売後のモニタリングについて特定的必要性があるとは考えていない。EFSAはレファレンスラボラトリーにより提出された飼料における飼料添加物の分析法に関する報告書についても検証した。
5. 新たなマイクロトレーサーレッドの含有量のナラシン及びニカルバジンの製剤の評価は、規則(EC) No 1831/2003の第5条に規定されている認可条件を満たしていることを証明している。したがって委員会規則(EU) No 885/2010の付属書のマイクロトレーサーレッドの含有量(訳注)を11g/kgから、4g/kgから11g/kgに置き換えて改正されるべきである。合わせて認可保有者をEli Lilly社からElanco社に置き換える。
(訳注) マイクロトレーサーレッド:均一サイズの有色の鉄の粒で、最終飼料又はサプリメントにおいてナラシン及びニカルバジンの製剤の含有を検証する際のマーカーとして使用される。
地域 欧州
国・地方 EU
情報源(公的機関) 欧州連合(EU)
情報源(報道) -
URL https://eur-lex.europa.eu/legal-content/EN/TXT/HTML/?uri=CELEX:32018R1957&from=EN
(※注)食品安全関係情報データベースに関する注意事項
本データベースには、食品安全委員会が収集した食品安全に関する国際機関、国内外の政府機関等の情報を掲載しています。
掲載情報は、国際機関、国内外の政府機関等のホームページ上に公表された情報から収集したものですが、関係する全ての機関の情報を確認しているものではありません。また、情報内容について食品安全委員会が確認若しくは推薦しているものではありません。
掲載情報のタイトル及び概要(記事)は、食品安全委員会が和訳・要約したものであり、その和訳・要約内容について情報公開機関に対する確認は行っておりませんので、その文責は食品安全委員会にあります。
情報公表機関からの公表文書については、個別項目の欄に記載されているURLからご確認下さい。ただし、記載されているURLは情報収集時のものであり、その後変更されている可能性がありますので、ご了承下さい。