食品安全関係情報詳細

資料管理ID syu05060570477
タイトル カナダ公衆衛生庁(PHAC)、ロメインレタスが原因と見られる大腸菌集団感染に関する最新の情報提供を公表(終息)
資料日付 2018年12月24日
分類1 生物
分類2 細菌
概要(記事)  カナダ公衆衛生庁(PHAC)は12月24日、ロメインレタスが原因と見られる大腸菌集団感染に関する最新の情報提供を公表した(終息)。概要は以下のとおり。
 2018年11月中旬以降、カナダでは患者が報告されていないことから、カナダにおける集団感染は終息したと考えられる。
 当該背景に鑑み、PHACは、汚染州であるオンタリオ州、ケベック州及びニュー・ブルンズウィック州の住民に対し、ロメインレタス及びロメインレタスを含むサラダミックスの摂取を避けるべきとの助言はこれ以上行わない。
 レタスなどの葉菜類の大腸菌汚染は、土壌、水、動物、不適切にコンポストされたたい肥などを介して屋外で発生する場合がある。更に、収穫時に、また、収穫後の取り扱い、保存及び運搬中に細菌に汚染される場合もある。レタスの細菌汚染は、食料品店で、また、冷蔵庫内で、更には調理台及びまな板を介した交差汚染(生の肉、鶏肉又は魚介類に由来する有害な細菌)が原因の場合もある。大半の大腸菌は人にとって有害ではないが、一部の菌種は疾病原因となる。
 2018年12月24日時点で、カナダでは、腸管出血性大腸菌O157感染患者が29人確認されている。州別内訳は、オンタリオ州5人、ケベック州20人、ニュー・ブルンズウイック州1人及びブリティッシュ・コロンビア(BC)州3人である。BC州の患者は、ケベック州、オンタリオ州及び米国への旅行が関連すると考えられる。患者は、2018年10月中旬~11月中旬に発病した。10人が入院し、2人が溶血性尿毒症症候群(HUS)を併発した。死亡者は報告されていない。患者の年齢は2~93歳で、大半(52%)が女性である。
地域 北米
国・地方 カナダ
情報源(公的機関) カナダ公衆衛生庁(PHAC)
情報源(報道) -
URL https://www.canada.ca/en/public-health/services/public-health-notices/2018/outbreak-ecoli-infections-linked-romaine-lettuce.html
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