食品安全関係情報詳細
資料管理ID | syu05060550104 |
タイトル | 米国疾病管理予防センター (CDC)、総菜ハムに関連したリステリア集団感染情報を最終更新 |
資料日付 | 2018年12月18日 |
分類1 | 生物 |
分類2 | 細菌 |
概要(記事) | 米国疾病管理予防センター (CDC)は12月18日、総菜ハムに関連したリステリア集団感染情報を最終更新した。概要は以下のとおり。 1. CDC、複数州の公衆衛生及び規制当局は、Johnston County Hams社(ノースカロライナ州Smithfield)製の非加熱喫食調理済み(RTE)惣菜ハム(Deli Ham)に関連したリステリア・モノサイトゲネス(Listeria monocytogenes)よる複数州における集団感染症について調査を実施した。米国農務省の食品安全検査局(USDA-FSIS)が本集団感染を監視した。本集団感染症は終息したとみられる。 2. 12月18日時点で、リステリア・モノサイトゲネスの集団感染株に感染した4人が2州(バージニア州、ノースカロライナ州)から報告された。 3. 患者からのリステリア検体は2017年7月8日から2018年8月11日に収集された。患者の年齢は70歳未満~81歳、年齢中央値76歳である。患者の50%が女性である。4人の患者全員(100%)が入院した。バージニア州から1人の死亡が報告された。 4.患者との面談で、発病の4週間前に喫食した食品や他のばく露物について質問したところ、面談できた3人全員(100%)が食料品店又はレストランで惣菜ハムを食べたと報告した。 USDA-FSIS及び州の担当者は、患者が食べたハムの出処がJohnston County Hams社であることを突き止め、面談が出来なかった1人の患者が居住していた介護施設に当該ハムが提供されていたことを調査で明らかにした。 5. 定期検査として、連邦規制官は2016及び2018年にJohnston County Hams社工場から惣菜ハムを採取していた。全ゲノムシークエンス解析の結果、この両年に惣菜ハムから検出されたリステリア株は、患者のリステリア株と遺伝的に近縁であった。これらの結果から、患者は汚染された惣菜ハムを喫食して発病したとの証拠が得られた。 6. Johnston County Hams社は10月3日、リステリア汚染の可能性があるため、RTE惣菜ハム製品をリコールした。 7. 12月18日時点で、本集団感染症は終息したとみられる。 |
地域 | 北米 |
国・地方 | 米国 |
情報源(公的機関) | 米国/疾病管理予防センター(CDC) |
情報源(報道) | - |
URL | https://www.cdc.gov/listeria/outbreaks/countryham-10-18/index.html |
(※注)食品安全関係情報データベースに関する注意事項
本データベースには、食品安全委員会が収集した食品安全に関する国際機関、国内外の政府機関等の情報を掲載しています。
掲載情報は、国際機関、国内外の政府機関等のホームページ上に公表された情報から収集したものですが、関係する全ての機関の情報を確認しているものではありません。また、情報内容について食品安全委員会が確認若しくは推薦しているものではありません。
掲載情報のタイトル及び概要(記事)は、食品安全委員会が和訳・要約したものであり、その和訳・要約内容について情報公開機関に対する確認は行っておりませんので、その文責は食品安全委員会にあります。
情報公表機関からの公表文書については、個別項目の欄に記載されているURLからご確認下さい。ただし、記載されているURLは情報収集時のものであり、その後変更されている可能性がありますので、ご了承下さい。
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