食品安全関係情報詳細

資料管理ID syu05060190305
タイトル 欧州連合(EU)、有効成分キノキシフェンの認可を更新しないものとし、欧州委員会施行規則(EU) No540/2011を改正する欧州委員会施行規則(EU)を官報で公表
資料日付 2018年12月7日
分類1 化学物質
分類2 農薬
概要(記事)  欧州連合(EU)は12月7日、有効成分キノキシフェン(Quinoxyfen)の認可を更新しないものとし、欧州委員会施行規則(EU) No 540/2011を改正する欧州委員会施行規則(EU) 2018/1914を官報で公表した。
1. 委員会指令2004/60/ECはキノキシフェンを有効成分として委員会指令91/414/EECの付属書Iに収載した。
2. 委員会指令91/414/EECの付属書Iに収載された有効成分は、欧州議会及び理事会規則(EC) No 1107/2009の規定に基づき認可されたと見なされ、委員会施行規則(EU) No540/2011の付属書Aにリスト化される。
3. キノキシフェンの認可は、委員会施行規則(EU) No540/2011の付属書Aに規定されているとおり2019年4月30日に失効する。
4. キノキシフェンの認可更新の申請書が提出された。
5. 提出された更新評価報告書は、対象を絞った評価に限定されていた。規則(EC) No 1107/2009の付属書IIの3.7.2及び3.7.3に規定されている認可基準を満たしていないため、評価はキノキシフェンの潜在的な難分解性、生物蓄積性及び有毒性(PBT:Persistent
, bioaccumulative and toxic)特性、極難分解性及び高生物蓄積性(vPvB:very persistent and very bioaccumulative)特性及び残留性有機汚染物質(POP: persistent organic pollutant)特性に関連する特定、分析法、環境における分解と動態及び生態毒性情報の範囲を超えなかった。
6. EFSAの結論は、ハザードを対象にした評価(規則(EC) No 1107/2009の付属書IIの3.7のポイントを対象にした)に限定されており、全ての認可基準を網羅していない。EFSAはキノキシフェンがPBT物質及びvPvB物質であると結論付けた。
7. したがって、規則(EC) No 1107/2009の第20条(1)(b)の規定に従って、キノキシフェンの認可を更新しないことが適切である。
第1条 有効成分キノキシフェンの認可を更新しないものとする。
第2条 欧州委員会施行規則(EU) No 540/2011の付属書Aからキノキシフェンを削除する。
地域 欧州
国・地方 EU
情報源(公的機関) 欧州連合(EU)
情報源(報道) -
URL https://eur-lex.europa.eu/legal-content/EN/TXT/HTML/?uri=CELEX:32018R1914&from=EN
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