食品安全関係情報詳細

資料管理ID syu05051240149
タイトル 欧州食品安全機関(EFSA)、肉用鶏に使用するMonteban(登録商標)(G100)(ナラシンを含む)の安全性及び有効性に関する科学的意見書を公表
資料日付 2018年11月20日
分類1 -
分類2 -
概要(記事)  欧州食品安全機関(EFSA)は11月20日、肉用鶏に使用するMonteban(登録商標)G100(ナラシンを含む)の安全性及び有効性に関する科学的意見書(2018年10月3日採択)を公表した。概要は以下のとおり。
 当該飼料添加物Monteban(登録商標)G100は、有効成分ナラシンを含むイオノフォア抗コクシジウム剤で、60~70mg/kg完全配合飼料の用量で肉用鶏に使用することを意図している。
 ナラシンは発酵により生産される。産生株を分類学上特定するためのデータが限定的であることから、NRRL 8902株をStreptomyces aureofaciensとして適切に特定することはできなかった。
 EFSAの「動物用飼料に使用する添加物及び製品又は物質に関する科学パネル」(FEEDAPパネル)は、Streptomyces属における薬剤耐性に関する遺伝的決定基の欠如に関しては結論付けることはできない。
 入手可能なデータからは、Monteban(登録商標)G100の肉用鶏に対する安全性に関して結論付けることはできない。当該飼料添加物と特定の抗生物質(チアムリンなど)の同時使用は禁忌である。
 ナラシンは遺伝毒性を有しない。マウス、ラット及びウサギにおいて試験された投与量では、発がん性又は発達毒性は示されなかった。
 イヌでの1年間試験で得られた無作用量(NOEL)(神経障害)は、0.5mg/kg体重/日であった。当該NOELから導き出されたナラシンに関する許容一日摂取量(ADI)は、0.005mg/kg体重であった(不確実係数:100)。
 Monteban(登録商標)のG100は、消費者に対して安全である。ナラシンに関する残留基準値(MRL)である50μg/kg全湿組織は、消費者の安全性を担保する。
 ナラシンは、70mg/kg飼料で肉用鶏の飼料添加物として使用された場合、環境リスクへの影響は想定されない。
地域 欧州
国・地方 EU
情報源(公的機関) 欧州食品安全機関(EFSA)
情報源(報道) 欧州食品安全機関(EFSA)
URL https://efsa.onlinelibrary.wiley.com/doi/epdf/10.2903/j.efsa.2018.5460
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