食品安全関係情報詳細

資料管理ID syu05050370149
タイトル 欧州食品安全機関(EFSA)、農薬有効成分のクロジナホップ(誘導体クロジナホップ-プロパルギルを評価)の農薬リスク評価のピアレビューの結論を公表
資料日付 2018年11月16日
分類1 -
分類2 -
概要(記事)  欧州食品安全機関(EFSA)は11月16日、農薬有効成分のクロジナホップ(Clodinafop)(誘導体クロジナホップ-プロパルギル(Clodinafop-propargyl)を評価)の農薬リスク評価のピアレビューの結論(2018年10月30日承認、27ページ、doi: 10.2903/j.efsa.2018.5467)を公表した。概要は以下のとおり。
 Syngenta Crop Protection 社及びADAMA-Agan社より、クロジナホップの認可更新の申請書が提出された。
 本報告書の結論は小麦、ライ麦及びライ小麦へのクロジナホップ-プロパルギルの代表的な用途の評価に基づいている。
 欧州連合(EU)レベルで提案された代表的な使用に従ったクロジナホップ-プロパルギルの使用は、対象の雑草への除草剤としての十分な有効性がある。
 クロジナホップ及びその関連する代謝物に関して健康への副作用を扱う科学的なピアレビュー済みの公開された文献検索の詳細な評価に対してデータギャップが特定された。
 特定、物理的・化学的特性及び分析法の領域で、特定されたデータギャップは次のとおり。
・ラットにおける発生毒性試験(急性参照用量(ARfD)及び急性許容作業者ばく露量(AAOEL)を導出するのに重要な試験)を裏付ける分析法に関する追加のバリデーション情報
・クロジナホップのエステル及び抱合体に対する残留物試験で使用された手法
・エスエル及び抱合体を分析するために植物由来の食品・飼料及び畜産物をモニタリングする現行の手法
・残留物定義の全物質に対する新しいモニタリング手法
 ほ乳類毒性の領域で特定されたデータギャップは次のとおり。
・親化合物の毒性学的特徴と比較した個々の不純物の毒性学的関連性
・クロジナホップ-プロパルギルの光毒性及び光変異原性
 科学的な見地から、アピカル試験で観察された内分泌器官への有害作用に基づき、内分泌系の介在する作用機序を排除できない。
 残留物の領域では、いくつかのデータギャップが明らかにされていないため消費者の食品由来ばく露が最終化されていない。それらの内のいくつかはリスク評価の結果に大きく影響する可能性がある(例:評価において使用された残留物の冷凍庫貯蔵の安定性及び残留濃縮物のバリデーションための分析法の適合性の最終的な確証、定量限界(LOQ)においてすら摂食評価を検討されていない畜産物における移行残留物の評価、穀類における最終残留物の異性体の構成成分の変化の可能性)。
 環境中での分解・行動及び生態毒性の領域においてもデータギャップが特定された。
地域 欧州
国・地方 EU
情報源(公的機関) 欧州食品安全機関(EFSA)
情報源(報道) 欧州食品安全機関(EFSA)
URL http://www.efsa.europa.eu/en/efsajournal/pub/5467
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