食品安全関係情報詳細

資料管理ID syu05040680314
タイトル ドイツ連邦リスク評価研究所(BfR)、麻を含む食品中のテトラヒドロカンナビノール濃度に関する意見書を公表
資料日付 2018年11月8日
分類1 -
分類2 -
概要(記事)  ドイツ連邦リスク評価研究所(BfR)は11月8日、麻を含む食品中のテトラヒドロカンナビノール濃度に関する意見書を公表した(2018年11月8日付け意見書 No.034/2018)。概要は以下のとおり。
 市販の麻を含む種々の食品には、麻だけ又は麻を成分の一部として含む、茶に似た製品が含まれる。
 BfRは、小児を含む全ての人口集団を対象に行われたモニタリングの結果に基づき、テトラヒドロカンナビノール(THC)を含む食品の摂取による薬理学上の、又は、心因性の影響に関して評価を行った。
 入手可能なデータに基づき、BfRは以下のように結論付ける。
 麻を含む食品の摂取は、デルタ9-THCの総バックグランド量を考慮すれば、欧州食品安全機関(EFSA)が提案する急性参照用量(ARfD)である0.001mg/kg体重を超える可能性がある。
 また、麻を含む食品の摂取を介して、医療用途での用量である2.5mg/人/日以上のデルタ9-THCが摂取される可能性がある。この範囲の用量は、精神活動への影響(反応速度低下又は疲労感など)が生じると考えられることから、交通機関や危険な機械操作においては、麻を含む食品の摂取を制限することも考えられる。
 精神活動への影響は、アルコール飲料及び特定の医薬品によって悪化する場合がある。したがって、BfRは、麻を含む食品中のデルタ9-THC濃度の最小化に向けた更なる取組みが必要であると考える。
 当該意見書「麻を含む食品の多くが高THC含有量:健康への有害な影響の可能性がある」(ドイツ語、43ページ)は以下のURLから入手可能。
https://www.bfr.bund.de/cm/343/tetrahydrocannabinolgehalte-sind-in-vielen-hanfhaltigen-lebensmitteln-zu-hoch-gesundheitliche-beeintraechtigungen-sind-moeglich.pdf
地域 欧州
国・地方 ドイツ
情報源(公的機関) ドイツ連邦リスク評価研究所(BfR)
情報源(報道) ドイツ連邦リスク評価研究所(BfR)
URL https://www.bfr.bund.de/cm/343/tetrahydrocannabinolgehalte-sind-in-vielen-hanfhaltigen-lebensmitteln-zu-hoch-gesundheitliche-beeintraechtigungen-sind-moeglich.pdf
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