食品安全関係情報詳細

資料管理ID syu05010710294
タイトル 世界保健機関(WHO)、韓国の中東呼吸器症候群コロナウイルス(MERS-CoV)感染者情報を公表
資料日付 2018年9月12日
分類1 -
分類2 -
概要(記事)  世界保健機関(WHO)は9月12日、韓国の中東呼吸器症候群コロナウイルス(MERS-CoV)感染者情報を公表した。概要は以下のとおり。
 国際保健規則(International Health Regulations:IHR 2005)に基づく韓国政府の担当部局(National Focal Point of the Republic of Korea)から9月8日に、1人のMERS-CoV感染症検査確定症例の届出があった。
 患者は、61歳の韓国人男性で、8月16日から9月6日まで出張でクウェートを訪れ、ドバイ経由で帰国した。8月28日、クウェートにいる間、彼は下痢を発症していた。9月3日に症状が悪化し、9月4日及び6日に地元の病院を受診した。9月7日、患者は韓国に戻り、下痢及び発熱でソウルの総合病院で受診した。肺炎の診断が下され、渡航歴からMERSが疑われた。患者は直ちに隔離され、ソウル国立大学病院に移送されてすぐに隔離病棟に入院した。患者の病状は現在安定している。
 喀痰検体を採取し、9月8日にソウル地方衛生環境研究所の実験室でリアルタイムポリメラーゼ連鎖反応(RT-PCR法)によってMERS-CoV陽性の検査結果を得た。ウイルス単離を実施中である。
 当該ウイルスは、感染した患者に無防備な看護を行う等の濃密接触がない限り、ヒトからヒトへ簡単には感染することはない。韓国で確認された症例の通知によって、WHOのMERSに対する総合的なリスク評価に変更はないとしている。
 食品衛生慣行を守り、ラクダの生乳や尿を飲んだり適切な加熱をしていない肉を食べたりすることは避けるべきである。
 2018年8月現在、2012年以降WHOに報告されたMERS-CoVの検査確定症例の世界的な総数は2
,249人であり、798人の MERS-CoV関連死亡者が含まれている。
地域 その他
国・地方 その他
情報源(公的機関) 世界保健機関(WHO)
情報源(報道) 世界保健機関(WHO)
URL http://www.who.int/csr/don/12-september-2018-mers-republic-of-korea/en/
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