食品安全関係情報詳細

資料管理ID syu05010360149
タイトル 欧州食品安全機関(EFSA)、農薬有効成分アザジラクチンの農薬リスク評価のピアレビューに関する結論を公表
資料日付 2018年9月11日
分類1 -
分類2 -
概要(記事)  欧州食品安全機関(EFSA)は9月14日、農薬有効成分アザジラクチン(azadirachtin)(ニーム抽出物(Margosa extract))の農薬リスク評価のピアレビューに関する結論(2018年3月15日承認、31ページ、doi: 10.2903/j.efsa.2018.5234)を公表した。概要は以下のとおり。
 アザジラクチンは2011年6月1日、委員会施行指令 2011/44/EUにより認可された。認可を殺虫剤としての使用に限る特定の規定であった。欧州連合(EU)の報告担当加盟国(RMS)のドイツは2012年2月27日、Trifolio-M社から有効成分アザジラクチンの認可条件を変更し、殺ダニ剤としての使用認可を要請する申請書を受理した。
 この報告書の結論は、認可条件の変更に対して申請者が提案している温室の観賞用植物の殺ダニ剤としてのアザジラクチンの代表的な使用を評価することに基づいている。
 更に委員会施行指令 2011/44/EUの特定規定では、アザジラクチンAに関する指標有効化合物手法を確認し、技術的な材料の仕様書、残留物定義及び地下水のリスク評価を確認するために、申請者は、量、生物学的活動及び難分解性に関連してニーム種子抽出物におけるアザジラクチンAと他の有効成分との関係に関する更なる試験を2013年12月31日までに欧州委員会に提出するよう要請された。
 認可条件の変更申請の範囲に関連する科学的なピアレビュー済みの文献の検索に関する全ての項に対してデータギャップが特定された。特定、物理的及び化学的性質及び分析手法の項では、データギャップは特定されなかった。補強データは、アザジラクチンAを利用及び効果の観点からリード物質(lead substance)として考えることができることを支持した。
 抽出物の様々な成分の相対的な毒性が不明なため、アザジラクチンAに関する指標有効化合物手法を確認するために、ニーム種子抽出物におけるアザジラクチンAと他の有効成分との関係を調査する補強データの要件は、毒性学的見地からは対応されなかった。毒性学的基準値は全抽出物に基づいているが、この評価の間に新たな情報が得られた場合には再考されるべきであると言及されている。しかし、現在設定されている基準値に関して懸念は特定されていない。前回のアザジラクチンのピアレビューの間に特定されたデータギャップは対応されており、3つの供給源からの抽出物に遺伝毒性があるとは考えにくく、毒性学的基準値は全抽出物として3つの供給源に対して適用できる。
アザジラクチン抽出物に含有されている11のリモノイド類(limonoids)の着実な分解がレタスを使った低下試験(decline trial)で証明されたが、まだその確証はされておらず(データギャップ)、これらの化合物の分解生成物に関する情報は入手できない。更に、アザジラクチン抽出物における非リモノイド成分の運命が不明である。アザジラクチンAを使用した指標成分手法が一般的に消費者食事リスク評価に適切であるのかまだ明らかではないため、更なる明確化に取り組むべきである。ジャガイモにおける代表的な使用に関して、いくつかの前提を置き、現行の情報ギャップに起因する不確実性を強調して、示唆的な消費者リスク評価が実施された。
 環境における運命及び動態に関して、地下水評価に関する補強データ要件は、入手できる情報では完了、又は十分であるとは考えられない。様々な環境条件のリスク評価及びモニタリングに対する残留物定義を明らかにするために更なるデータが必要である。以前特定されたデータギャップは提出された情報に従って確認又は再定義された。温室の観賞用植物への殺ダニ剤としての使用に関連するEUシナリオでの水生生物のリスク評価に対してデータギャップが特定されている。
 じゃがいもへの代表的な使用に対して、水生生物及び対象外の節足動物を保護するリスク緩和措置が取られれば、アザジラクチンAの対象以外の生物に対するリスクは低いと評価された。しかしながら、アザジラクチンを使用した指標成分手法は、水生生物、土壌生物及び対象以外の節足動物に対するリスク評価として適切であるかどうかが不明である。じゃがいもに加えて観賞用植物に対して使用することに起因する水生生物へのリスクは、表層水のばく露評価が終了していないため、最終化できなかった。観賞用植物が温室で栽培されるのであれば、対象以外の全ての他の生物へのリスクは低い。
地域 欧州
国・地方 EU
情報源(公的機関) 欧州食品安全機関(EFSA)
情報源(報道) 欧州食品安全機関(EFSA)
URL http://www.efsa.europa.eu/en/efsajournal/pub/5234

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