食品安全関係情報詳細
資料管理ID | syu05010030110 |
タイトル | カナダ保健省(Health Canada)、トランス脂肪酸禁止の発効を公表 |
資料日付 | 2018年9月17日 |
分類1 | - |
分類2 | - |
概要(記事) | カナダ保健省(Health Canada)は9月17日、トランス脂肪酸禁止措置の発効を公表した。概要は以下のとおり。 Ginette Petipas Taylor保健大臣は、部分水素添加油脂(PHOs)の禁止を発表した。 カナダでは、心疾患は主な死亡原因のひとつである。カナダ国民のトランス脂肪酸摂取量が減少すれば心疾患リスクの低減に繋がると考えられる。 食品中の工業的に生成(副生)されたトランス脂肪酸(industrially produced trans fats)の主要な供給源であるPHOsは、本日付けで使用が禁止される。これにより、食品生産者がカナダで販売される食品にPHOsを添加することは違法となる。国産及び輸入食品同様、全ての食品提供施設において調理される食品に関しても適用される。 トランス脂肪酸は、心疾患リスク要因の一つである悪玉コレステロール(LDL)の血中濃度を高め、心疾患予防となる善玉コレステロール(HDL)の血中濃度を低減させる。 当該禁止は昨年発表され、産業界に対して経過措置期間が与えられた。同省は、2018年9月17日付けで「食品中の認可汚染物質及び他の品質劣化物質リスト」を改正し、PHOsを収載した。これにより、PHOs禁止措置が発効した。 当該発効に伴うカナダ食品検査庁(CFIA)による規制方針は、2年間の漸次廃止期間を含む。PHOsを含む食品は、2018年9月17日より前に製造されたものに限り、引き続き販売が認められる。 同省による今回の禁止措置は、食品中の工業的に生成(副生)されたトランス脂肪酸を排除する世界レベルでの努力に合致するものである。PHOsの食品への使用を禁止することにより、カナダのフードサプライにおけるトランス脂肪酸量は可能な限りの低レベルにまで効果的に低減すると考えられる。また、大半の国民におけるトランス脂肪酸摂取量を総エネルギー摂取量の1%未満に低減するとの、公衆衛生に関する世界保健機関(WHO)の助言を達成することを促進する。 同リストでは、PHOsの使用は全ての食品に対して禁止されている。 「食品中の認可汚染物質及び他の品質劣化物質リスト」は以下のURLから入手可能。 https://www.canada.ca/en/health-canada/services/food-nutrition/food-safety/chemical-contaminants/contaminants-adulterating-substances-foods.html |
地域 | 北米 |
国・地方 | カナダ |
情報源(公的機関) | カナダ保健省(Health Canada) |
情報源(報道) | カナダ保健省(Health Canada) |
URL | https://www.canada.ca/en/health-canada/news/2018/09/canadian-ban-on-trans-fats-comes-into-force-today.html |
(※注)食品安全関係情報データベースに関する注意事項
本データベースには、食品安全委員会が収集した食品安全に関する国際機関、国内外の政府機関等の情報を掲載しています。
掲載情報は、国際機関、国内外の政府機関等のホームページ上に公表された情報から収集したものですが、関係する全ての機関の情報を確認しているものではありません。また、情報内容について食品安全委員会が確認若しくは推薦しているものではありません。
掲載情報のタイトル及び概要(記事)は、食品安全委員会が和訳・要約したものであり、その和訳・要約内容について情報公開機関に対する確認は行っておりませんので、その文責は食品安全委員会にあります。
情報公表機関からの公表文書については、個別項目の欄に記載されているURLからご確認下さい。ただし、記載されているURLは情報収集時のものであり、その後変更されている可能性がありますので、ご了承下さい。
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