食品安全関係情報詳細

資料管理ID syu04990750149
タイトル 欧州食品安全機関(EFSA)、食品及び飼料に存在する4,15-ジアセトキシスシルペノール(DAS)に関連するヒトの健康及び動物衛生へのリスクについて科学的意見書を公表
資料日付 2018年8月16日
分類1 -
分類2 -
概要(記事)  欧州食品安全機関(EFSA)は8月16日、食品及び飼料に存在する4,15-ジアセトキシスシルペノール(DAS)(4,15‐Diacetoxyscirpenol (DAS)に関連するヒトの健康及び動物衛生へのリスクについて科学的意見書(2018年6月29日採択、106ページ、doi: 10.2903/j.efsa.2018.5367)を公表した。概要は以下のとおり。
 4,15-ジアセトキシスシルペノール(DAS)(4,15‐Diacetoxyscirpenol (DAS))はフザリウム菌により産生され、主に穀物に存在するマイコトキシンである。EFSAのフードチェーンにおける汚染物質関する科学パネル(CONTAMパネル)は欧州委員会(EC)の要請により、食品及び飼料における存在と関連するヒトの健康及び動物衛生へのDASのリスクを評価した。
 実験動物及び家畜における毒性学及び毒性動態学に係る入手可能な情報はほとんど無かった。入手可能なデータセットが限られていたため、ヒトの急性及び慢性の健康影響に基づく指標値(health-based guidance value、HBGV)が、DASを抗がん剤(アングイジン)(anguidine)として静脈内投与する臨床試験で得られたデータに基づき設定された。
 CONTAMパネルはこれらのデータは経口ばく露後のDASのハザード特性評価に有益であると考慮した。
 急性及び反復ばく露後の主な有害作用は、無毒性量(NOAEL) 32μg DAS/kg 体重(bw)での嘔吐、及びNOAEL 65μg DAS/kg 体重での血液毒性であった。急性参照用量(ARfD)3.2μg DAS/kg体重、耐容一日摂取量(TDI)0.65μg DAS/kg 体重が設定された。15,000件を超える発生データに基づき、急性及び慢性の食品由来ばく露は各々0.8μg DAS/kg 体重、0.49μg DAS/kg 体重であり、ヒトの健康懸念にはならないと推定された。
 家きん、ブタ及びイヌの限られた情報は、現行の飼養慣行での推定DASばく露量でこれらの動物へのリスクは、肥育鶏を除いて低いことを示した。家きんと同等以下の感受性であると仮定して、毒性学的データが入手できないその他の家畜及び愛玩動物のリスクは全体的に低いと考慮された。トリコテセン系(trichothecenes)マイコトキシン群の類似性、及び食品と飼料を介した共ばく露(co-exposure)の可能性を考慮して、この物質群の累積リスク評価を実施することが適切である。
地域 欧州
国・地方 EU
情報源(公的機関) 欧州食品安全機関(EFSA)
情報源(報道) 欧州食品安全機関(EFSA)
URL https://www.efsa.europa.eu/en/efsajournal/pub/5367