食品安全関係情報詳細

資料管理ID syu04990730475
タイトル フランス食品環境労働衛生安全庁(ANSES)、海藻の摂取によるヨウ素の過剰摂取リスクに注意を促した
資料日付 2018年8月6日
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概要(記事)  フランス食品環境労働衛生安全庁(ANSES)は8月7日、海藻の摂取によるヨウ素の過剰摂取リスクに注意を促した。
 近年徐々に海藻を喫食するようになっている。生又は乾燥させた海藻や海藻サプリメントに含まれるヨウ素の含量は様々で、高濃度の場合もある。ANSESはこれら海藻の食品の摂取に関連するヨウ素の過剰摂取のリスクを評価した。ヨウ素の耐容上限摂取量を超えた場合の無視できないリスクという観点から、リスクのある集団に海藻及び海藻のサプリメントの摂取をしないよう推奨し、海藻を定期的に摂取する者はこれまでと同様に注意するように推奨する。
 褐藻のLaminaria spp、 Saccharina spp、及び紅藻のGracilaria verrucosaのようなヨウ素を豊富に含む海藻を特定した。
 ANSESの評価は、欧州食品安全機関(EFSA)が設定したヨウ素の耐容上限摂取量600μg/日(成人)及び子供の各年齢層に適用させた値を基にした。また、フランスの規制ではサプリメントによるヨウ素の1日最大摂取量は150μgと定められている。
 以下のリスクのある者は海藻を含む食品及びサプリメントを摂取しないように推奨する。
・甲状腺機能障害、心臓病又は腎不全の患者
・ヨウ素又はリチウムを含む薬剤を服用している患者
・医師の意見を得ていない妊娠中又は授乳中の女性
 報告書は下記URLから入手可能。
https://www.anses.fr/fr/system/files/NUT2017SA0086.pdf
地域 欧州
国・地方 フランス
情報源(公的機関) フランス食品環境労働衛生安全庁(ANSES)
情報源(報道) フランス食品環境労働衛生安全庁(ANSES)
URL https://www.anses.fr/fr/content/consommation-d%E2%80%99algues-rester-vigilant-sur-le-risque-d%E2%80%99exc%C3%A8s-d%E2%80%99apport-en-iode
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