食品安全関係情報詳細

資料管理ID syu04990720340
タイトル フランス厚生・連帯省、アロエベラの生の葉の摂取によるリスクに関して、摂取する際の推奨事項及び食品環境労働衛生安全庁(ANSES)へ評価依頼についてプレスリリースを公表
資料日付 2018年8月2日
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概要(記事)  フランス厚生・連帯省は8月2日、アロエベラの生の葉の摂取によるリスクに関して、摂取する際の推奨事項及び食品環境労働衛生安全庁(ANSES)への評価依頼についてプレスリリースを公表した。
 アロエベラは医薬品、化粧品、食品成分など様々な製品に、調整されて使用される植物である。競争・消費・不正抑止総局(DGCCRF)が実施する市場の検査及び監視で、販売されているアロエベラの生の葉は、消費者が自分で調理できるようになっている場合があることを確認した。しかし、アロエベラの生の葉の摂取には注意が必要である。
 アロエベラは葉の外皮からヒドロキシアントラセン誘導体を多く含む黄色の液体(ラテックス)を分泌する。この物質は非常に強い緩下作用を有し、論文による裏付けのある多数の有害事象の原因物質である。
 一方、欧州食品安全機関(EFSA)は2018年1月の意見書でヒドロキシアントラセン誘導体はDNAを損傷させ発がん性を有する可能性があると示した。
 アロエベラの調理法を提案する多くのインターネットのサイト及びアロエベラの梱包方法の説明では、多くの場合ラテックスの摂取に関連するリスクを強調することを怠っていて、ラテックスの除去方法の説明がない。
 この様な状況であることから、DGCCRF及び保健総局(DGS)はアロエベラの生の葉の食品としての使用に関連するリスクを評価するようANSESに依頼をした。
 結論が公表されるまでは、DGCCRF及びDGSは、葉の中心のゼリー状の部分のみを摂取するために、アロエベラの葉の外皮及びラテックス全てを除去することを推奨する。また、予防措置として子供、妊婦、授乳中の女性、脆弱な者はゼリー状の部分を含むアロエベラの生の葉の摂取を避けることを推奨する。
地域 欧州
国・地方 フランス
情報源(公的機関) フランス厚生・連帯省
情報源(報道) フランス厚生・連帯省
URL http://solidarites-sante.gouv.fr/IMG/pdf/cp_dgs-dgccrf_consommation_aloe_vera_02_08_18_.pdf
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