食品安全関係情報詳細

資料管理ID syu04980370149
タイトル 欧州食品安全機関(EFSA)、残留農薬に係るコーデックス委員会の第50回会合の意見作成をサポートした科学的意見書を公表
資料日付 2018年7月30日
分類1 --未選択--
分類2 --未選択--
概要(記事)  欧州食品安全機関(EFSA)は7月30日、残留農薬に係るコーデックス委員会の第50回会合における欧州連合(EU)の意見作成をサポートした科学的意見書(2018年5月17日承認、229ページ、doi: 10.2903/j.efsa.2018.5306)を公表した。概要は以下のとおり。
 欧州委員会はEFSAに対して、残留農薬に係るコーデックス委員会の第50回会合に備えて、2017年の残留農薬に係るFAO(国連食糧農業機関)/WHO(世界保健機関) 合同会議(JMPR)において評価された個別の有効成分について、特に、推奨された毒性学的基準値及び提案された残留基準値(MRLs)について意見を提出するよう要請した。
 2017年JMPRは消費者リスク評価に使用される毒性学的基準値の設定に関して15有効成分を評価した(ビシクロピロン、クロルメコート等)。EFSAはJMPRの導出した許容一日摂取量(ADI)及び急性参照用量(ARfD)とEUで導出されたものとを比較して、差異が特定された場合はその差異の要因について更に説明を行った。
 MRLsの設定に関して、EFSAはMRLの提案を導出するために36物質を評価した(アセタミプリド、アゾキシストロビン、ビシクロピロン、キャプタン等)。EFSAは、コーデックスのMRLsの提案、並びに過去の数年間に提起された特定の懸念にしたがってJMPRが再評価した有効成分(キンクロラック、アバメクチン、アセタミプリド)、及び2017年のJMPR会合で協議された一般的な事項について意見を提出した。
 2017年のJMPR会合の勧告を要約した報告書は2018年1月8日に公表されたことが強調されている。完全な評価書は2018年3月6日に公表された。したがって、入手可能な詳細は限られており、意見を提出する時間も限られていたため、JMPRの評価詳細情報を考慮に入れた詳細な分析が常に可能であったとは限らない。
 この報告書の結論は、目安(indicative)と見なされ、必要な場合には、更に詳細な評価の中で再検討されなければならない。この報告書の意見は、現在利用可能なガイダンス文書、及び意見提出時の準拠法を背景としたの中で理解されなければならない。これらの意見はもはや有効ではない可能性があり、法的あるいは科学的枠組みが変わっているならば変更される必要があるかもしれない。
地域 欧州
国・地方 EU
情報源(公的機関) 欧州食品安全機関(EFSA)
情報源(報道) 欧州食品安全機関(EFSA)
URL https://www.efsa.europa.eu/en/efsajournal/pub/5306
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