食品安全関係情報詳細

資料管理ID syu04960700160
タイトル 英国食品基準庁(FSA)、最新のFSA理事会での協議内容概要を公表
資料日付 2018年6月20日
分類1 -
分類2 -
概要(記事)  英国食品基準庁(FSA)は6月20日、最新のFSA理事会での協議内容概要を公表した。概要は以下のとおり。
 今回の四半期ごとの会合(2018年6月20日)では、欧州連合(EU)からの離脱、生乳(未処理乳)(Raw Drinking Milk:RDM)管理などに関して話し合われた。
1.EU離脱
 EU離脱に関しては、議論はリスク管理決定の将来的なあり方に集中した。公衆衛生、消費者からの信頼の維持、企業マインドに関しては、現在の体制及び試みを可能な範囲でほとんど変えない仕組みを通じて達成するのが最良の方法であると結論付けた。
 リスク管理決定の大半をFSAが担うことが望ましい。食品安全上の問題で、より重要な問題、注目度がより高い問題又は政治的により広く係わる問題については、各大臣が、FSAによる独立した、科学及びエビデンスに基づく助言を基に決定を行うのが望ましい。閣僚による何らかの意思決定は、保健担当大臣に委ねられるのが不可欠である。公衆衛生上の決定は、食品及び農業経済における政府の関心事とは明白に切り離して行われるべきであるというのがその理由である。
 決定に関する説明責任が明確であることが必須である。
2.生乳(RDM)管理の妥当性
 RDMは、特にリスクの高い食品グループの一つである。理事会メンバーらは、RDMが健康に対して便益となるとの科学情報又はエビデンスの欠如を指摘した。理事会としては、実施されている管理措置が消費者一般の保護、特に、脆弱な消費者の保護において不十分であると証明されれば、RDMの禁止は排除しない。理事会は、一連の追加管理措置の導入を継続することを合意した。また、新たに作られる生産者グループに対しては、生産者が完全な法律遵守を行うことを補佐するよう促すこととした。
 追加措置をどう実現させていくか(追加措置を導入すべきか否かではなく)に関する意見募集を前進させる予定である。
 当該理事会の協議内容の概要は以下のURLから入手可能。
https://www.food.gov.uk/print/pdf/node/1117
地域 欧州
国・地方 英国
情報源(公的機関) 英国食品基準庁(FSA)
情報源(報道) 英国食品基準庁(FSA)
URL https://www.food.gov.uk/news-alerts/news/summary-of-discussions-from-the-fsa-board-meeting-20-june-2018
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