食品安全関係情報詳細

資料管理ID syu04960220149
タイトル 欧州食品安全機関(EFSA)、有効成分Bacillus subtilisIAB/BS03株由来の農薬リスク評価のピアレビューを公表
資料日付 2018年6月8日
分類1 -
分類2 -
概要(記事)  欧州食品安全機関(EFSA)は6月8日、有効成分分Bacillus subtilisIAB/BS03株由来の農薬リスク評価のピアレビュー(2018年4月13日承認、17ページ、doi: 10.2903/j.efsa.2018.5261)を公表した。概要は以下のとおり。
 本報告書に規定されている結論は、申請者により提案されたように、露地栽培レタス、果樹、及び室内栽培ウリ類への殺菌剤としてのBacillus subtilisIAB/BS03株由来の代表的な使用の評価に基づき得られた。
 欧州連合(EU)レベルで提案された代表的使用によれば、Bacillus subtilisIAB/BS03株由来の使用は標的生物への殺菌剤として有効である。
 Bacillus subtilisIAB/BS03株の同定、物理化学的、技術的特性、及び分析手法の章では、ヒトの体温を含む優良試験所規範(GLP)を遵守した増殖温度試験についてデータギャップが特定された。
 クリアランスの適切な調査に関する課題が未解決のため、また使用後の代謝物産生に係る情報が不十分なため、微生物及び二次代謝産物に対するヒトの健康のリスク評価が最終化されていない。
 生存している菌(感染力の欠如は支持されていないままである)、及び非生存菌(食中毒の潜在的な原因)に関してほ乳類毒性に係る章で注目されている懸念を考慮すると、りんご、レタス、及びウリ類へのBacillus subtilisIAB/BS03株の使用は消費者に無条件に安全であると結論付けることはできない。現状では、微生物及び二次代謝産物への消費者リスク評価は最終化できず、規則(EC) No396/2005付属書IVへの収載は助言できない。
 提供された情報及びエビデンスは、土壌におけるBacillus subtilisIAB/BS03株の競争性、残留性、及び増殖性を結論付けるためには不十分であると考えられる。この結論は、土壌、及び室内生産で使用される他の生育培地にも当てはまる。
 入手可能な情報は、非標的生物へのBacillus subtilisIAB/BS03株の感染力及び発がん性について結論付けるには不十分である。従って、水生無せき椎動物及び藻類を除く非標的生物のリスク評価は最終化できなかった。更に、二次代謝産物/毒素が環境中で産生される場合、それらの毒性学的特徴付けに関連してデータギャップが特定された。
地域 欧州
国・地方 EU
情報源(公的機関) 欧州食品安全機関(EFSA)
情報源(報道) 欧州食品安全機関(EFSA)
URL http://www.efsa.europa.eu/en/efsajournal/pub/5261
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