食品安全関係情報詳細

資料管理ID syu04940580149
タイトル 欧州食品安全機関(EFSA)、全動物種に使用する技術的(technological)飼料添加物としてのBacillus subtilis KCCM 10673P株及び4935 Aspergillus oryzae KCTC 10258BP株の安全性及び有効性に関する科学的意見書を公表
資料日付 2018年5月4日
分類1 -
分類2 -
概要(記事)  欧州食品安全機関(EFSA)は5月4日、全動物種に使用する技術的(technological)飼料添加物としてのBacillus subtilis KCCM 10673P株及びAspergillus oryzae KCTC 10258BP株の安全性及び有効性に関する科学的意見書(2018年4月18日採択)を公表した。概要は以下のとおり。
 当該添加物は、B.subtilis及びA.oryzaeの単独株を成分とし、技術的(technological)飼料添加物(提案されている機能グループ:抗栄養因子低減物質)として、全動物種用飼料と組み合わせて使用することを意図している。
 以前の意見書では、B.Subtilisに関しては、対象動物種、消費者、使用者及び環境に対する安全性が確立されたが、A.oryzaeに関しては、対象動物種及び消費者に対する安全性について結論付けることはできなかった。
 本意見書は、以前の意見書で不足していた部分に対応すべく、新たな情報を考慮している。当該添加物のA.Oryzae由来成分から作られる二次代謝物に関する広範な分析研究が行われ、15種類の代謝物が検出・定量化された。そのうち、13種類はng/gレベルの濃度で検出され、懸念とはならないと考えられた。残る2種類の環状ジペプチド類(2
,5-ジケトピペラジン類)は、最大1.5mg/kgの濃度で検出された。いずれも、広範の食品及び飲料中で確認されており、加工食品中のこのような環状ジペプチド類による有害影響の報告はないと考えられる。
 従って、検出されたいずれの代謝物も、当該添加物が使用された飼料を給餌される対象動物種又はそれらの動物に由来する製品の消費者に対して有害影響をもたらすとは考えにくいとされた。
地域 欧州
国・地方 EU
情報源(公的機関) 欧州食品安全機関(EFSA)
情報源(報道) 欧州食品安全機関(EFSA)
URL https://www.efsa.europa.eu/en/efsajournal/pub/5275
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