食品安全関係情報詳細

資料管理ID syu04940450477
タイトル カナダ公衆衛生庁(PHAC)、生ガキが原因と見られるノロウイルス集団感染に関する調査の最新の情報提供(終息)
資料日付 2018年5月17日
分類1 -
分類2 -
概要(記事)  カナダ公衆衛生庁(PHAC)は5月17日、生ガキが原因と見られるノロウイルス集団感染に関する調査の最新の情報提供を行った(終息)。概要は以下のとおり。
 当該集団感染は終息したと考えられる。カキの汚染源(Baynes Sound(訳注:本土とバンクーバー島との間の海峡)中心部と考えられる)に関する情報交換のための協力機関との調査は継続する。
 PHACは、連邦政府及び州の公衆衛生当局と協働で、3州で発生した、ブリティッシュ・コロンビア(BC)州産の生ガキの摂取が原因と見られるノロウイルス集団感染に関する調査を行っている。感染源は生ガキと特定されている。汚染源については調査中である。
 当該集団感染は終息したと考えられるものの、カキを生のままで摂取すれば食中毒リスクとなることを改めて注意喚起させるものである。ノロウイルスが原因の疾病は、生ガキを内部温度90℃(194°F)で90秒以上加熱調理することに加え、適切な手洗い及び食品安全慣行により回避が可能である。
 当該集団感染では、生ガキの摂取が原因と見られる胃腸疾患患者が3州で合計176人報告された。州別内訳は、BC州137人、アルバータ州14人及びオンタリオ州25人である。死亡者は報告されていない。患者は2018年3月中旬~4月中旬に発病した。患者の大半が、発病前に、BC州Baynes Soundの南部及び中心部で採捕された生ガキを摂取していた。患者全員に検査が行われた訳ではないが、複数の患者はノロウイルス検査陽性であった。未検査の患者も、汚染生ガキの摂取が原因でノロウイルスに感染したと疑われる。
地域 北米
国・地方 カナダ
情報源(公的機関) カナダ公衆衛生庁(PHAC)
情報源(報道) カナダ公衆衛生庁(PHAC)
URL https://www.canada.ca/en/public-health/services/public-health-notices/2018/outbreak-norovirus-infections-linked-raw-oysters.html
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