食品安全関係情報詳細

資料管理ID syu04940410477
タイトル カナダ公衆衛生庁(PHAC)、米国で発生したロメインレタスが原因と見られる腸管出血性大腸菌O157集団感染に関して情報提供
資料日付 2018年5月9日
分類1 -
分類2 -
概要(記事)  カナダ公衆衛生庁(PHAC)は5月10日、米国で発生したロメインレタスが原因と見られる腸管出血性大腸菌O157集団感染に関して情報提供を行った。概要は以下のとおり。
 当該情報提供は、5月9日初出である。
 米国疾病管理予防センター(CDC)及び米国農務省(USDA)は、当該集団感染に関する調査を行っている。当該集団感染は、米国のYuma(訳注:アリゾナ州)で栽培されたロメインレタスが原因と見られている。
 5月9日時点で、カナダでは、米国の調査で報告された患者と類似する遺伝子フィンガープリントが検出されたカナダ人患者が6人報告されている。PHACは、連邦政府及び州の公衆衛生当局と協働で、これらの患者に関する調査を行っている。
 患者の州別内訳(4州)は、ブリティッシュ・コロンビア(BC)州1人、アルバータ州1人、サスカチュワン州2人及びオンタリオ州2人である。患者は、2018年3月下旬~4月中旬に発病した。うち1人が入院した。カナダでは死亡者は報告されていない。患者の年齢は13~68歳で、大半(67%)が女性であった。
 6人のうち2人は、発病前に米国への渡航歴があった。3人はカナダで感染した。残る1人に関しては情報は未確認である。米国で行われている調査及び患者から得られた情報に基づけば、カナダでの集団感染の感染源はロメインレタスであると考えられる。
 カナダ国民に対するリスクは低い。カナダでの調査は継続中である。PHACは、米国に渡航する人たち又は国境を越えて米国の食料品店に行きロメインレタスを購入する人たちに対し、CDCのウェブサイトで米国の消費者向けの助言を確認し、それに従うよう呼びかけている。
 CDCの情報は以下のURLから入手可能。
https://www.cdc.gov/ecoli/2018/o157h7-04-18/index.html
地域 北米
国・地方 カナダ
情報源(公的機関) カナダ公衆衛生庁(PHAC)
情報源(報道) カナダ公衆衛生庁(PHAC)
URL https://www.canada.ca/en/public-health/services/public-health-notices/2018/public-health-notice-outbreak-e-coli-infections-linked-romaine-lettuce.html
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