食品安全関係情報詳細

資料管理ID syu04930760149
タイトル  欧州食品安全機関(EFSA)、肉用七面鳥の飼料添加物として使用されるCoxar(登録商標)(ナイカルバジンを含む)の安全性及び有効性に関する科学的意見書を公表
資料日付 2018年4月18日
分類1 -
分類2 -
概要(記事)  欧州食品安全機関(EFSA)は4月18日、肉用七面鳥の飼料添加物として使用されるCoxar(登録商標)(ナイカルバジン(nicarbazin)を含む)の安全性及び有効性に関する科学的意見書(2018年3月6日採択)を公表した。概要は以下のとおり。
 EFSAの「動物用飼料に使用する添加物及び製品又は物質に関する科学パネル」(FEEDAPパネル)は、欧州委員会(EC)より、肉用七面鳥の飼料添加物として使用されるCoxar(登録商標)の安全性及び有効性に関する科学的意見書を提供するよう要請された。
 Coxar(登録商標)は、ナイカルバジン100mg/kg 配合飼料の使用量で、安全マージン約1.25で、肉用七面鳥に安全と考えられている。ナイカルバジンは抗菌活性を持たない。飼料原料、基剤、あるいは他の承認済添加物との禁忌あるいは相互作用もない。
 ナイカルバジンは摂取後、2つの成分、2-ヒドロキシ-4
,6-ジメチルピリミジン(HDP)及びジニトロカルバニリド(DNC)に急速に分裂し、両物質は独立的に作用する。DNC残留物はナイカルバジンの休薬に続いて組織から急速に減少する。HDPに関連する残留物はDNC由来のものよりかなり少ない。DNCが指標残留物質として現れる。肝臓が標的臓器である。七面鳥の代謝経路は、鶏及びラットのものと類似している。
 ナイカルバジンには遺伝毒性はない。ナイカルバジンの経口投与由来の主要な毒性は、腎毒性である。DNC+HDPを用いたラットでの52週間試験で特定された無毒性量(NOAEL)は、尿中及び関連顕微鏡腎所見で微結晶のないことを根拠に、DNC 20 mg +HDP 8 mg /kg 体重/日であった。
 残留値データは、設定されている残留基準値(MRL)に従っている。
地域 欧州
国・地方 EU
情報源(公的機関) 欧州食品安全機関(EFSA)
情報源(報道) 欧州食品安全機関(EFSA)
URL https://www.efsa.europa.eu/en/efsajournal/pub/5214
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