食品安全関係情報詳細

資料管理ID syu04930540475
タイトル フランス食品環境労働衛生安全庁(ANSES)、ANSESの食品安全研究所が食品中のウイルスに関する国家リファレンス研究所に任命された旨公表
資料日付 2018年4月24日
分類1 -
分類2 -
概要(記事)  フランス食品環境労働衛生安全庁(ANSES)は4月24日、ANSESの食品安全研究所に食品中のウイルスに関する国家リファレンス研究所としての任務が与えられたことを公表した。
 ANSESの食品安全研究所は、貝類以外の動物性食品中の食品由来ウイルスの検出のための国家リファレンス研究所に任命された。食品中のウイルスに関する公衆衛生の強化に重要な役割となるこの新たな任務が、ANSESの食品安全研究所が担う13件の国家リファレンス研究所及び2件の欧州リファレンス研究所としての任務に新たに追加された。この新たな任務は重要な健康に関する課題へのANSESの取り組みを強化する。
 腸管ウイルスは接触によって感染するだけでなく、汚染された食品又は水を介しても感染する。原因となる主なウイルスは、肝炎(A型肝炎及びE型肝炎ウイルス)及び胃腸炎(ノロウイルス、ロタウイルスなど)のウイルスである。腸管ウイルスは抵抗性が非常に高く環境中(とりわけ汚染した水中)に長く生存する。食品はフードチェーンの様々な段階(飼育、灌漑による栽培、収穫、食品の包装及び加工又は販売)で汚染される可能性がある。
 2003年以降、食品安全研究所は食品中の汚染物質を専門とし、リスクのある主な食品中のこれらのウイルスの検出方法を開発し、欧州の標準化に関する研究に貢献している。この研究は、2017年のリスクのある食品(水、植物、ベリー、貝)中のA型肝炎ウイルス及びノロウイルスの定量のための標準手法を規定する基準(NF EN ISO 15216-1)の公表に寄与している。研究所の研究では、食品分野でのウイルスのリスクのより適切な評価のために、食品中のウイルス粒子の感染性の特徴付けも行っている。
地域 欧州
国・地方 フランス
情報源(公的機関) フランス食品環境労働衛生安全庁(ANSES)
情報源(報道) フランス食品環境労働衛生安全庁(ANSES)
URL https://www.anses.fr/fr/content/virus-dans-l%E2%80%99alimentation-un-nouveau-mandat-national-de-r%C3%A9f%C3%A9rence-pour-le-laboratoire-de-0
(※注)食品安全関係情報データベースに関する注意事項
本データベースには、食品安全委員会が収集した食品安全に関する国際機関、国内外の政府機関等の情報を掲載しています。
掲載情報は、国際機関、国内外の政府機関等のホームページ上に公表された情報から収集したものですが、関係する全ての機関の情報を確認しているものではありません。また、情報内容について食品安全委員会が確認若しくは推薦しているものではありません。
掲載情報のタイトル及び概要(記事)は、食品安全委員会が和訳・要約したものであり、その和訳・要約内容について情報公開機関に対する確認は行っておりませんので、その文責は食品安全委員会にあります。
情報公表機関からの公表文書については、個別項目の欄に記載されているURLからご確認下さい。ただし、記載されているURLは情報収集時のものであり、その後変更されている可能性がありますので、ご了承下さい。