食品安全関係情報詳細

資料管理ID syu04930530450
タイトル Eurosurveillance:「2012~2014年ドイツにおける急性E型肝炎のリスク要因に関する症例対照研究」
資料日付 2018年5月10日
分類1 -
分類2 -
概要(記事)  Eurosurveillance (Volume 23, Issue 19, 10/May/2018)に掲載された論文「2012~2014年ドイツにおける急性E型肝炎のリスク要因に関する症例対照研究(Case-control study on risk factors for acute hepatitis E in Germany, 2012 to 2014)、著者Mirko Faber(Robert Koch Institute、ドイツ)ら」の概要は以下のとおり。
背景:ドイツにおいて過去10年間にE型肝炎の届出症例数は40倍に増加した。E型肝炎ウイルス(HEV)RNAが市販の非加熱喫食用(RTE)食品から検出されていることから、食品安全上の大きな懸念となっている。当該症例対照研究の目的は、土着性の症候性E型肝炎のリスク要因を評価すること及び診断が遅れる理由を解明することである。
手法:E型肝炎届出症例及び個別に合致する対照集団の人口統計的、臨床的及びばく露データを、半標準化された電話インタビューによって収集した。条件付きロジスティック回帰分析法が、合致するオッズ比(mOR)及び集団貢献比率(PAF)を算出するのに用いられた。
結果:全体として、270症例及び1,159対照(平均年齢53歳、双方の群とも男性が61%)で行った。疾病との関連性がみられたのは、加熱調理していない豚レバー、豚肉、イノシシ肉、フランクフルトソーセージ及びレバーソーセージ、並びに生野菜の摂取、排水への接触(職業上)、様々な宿主要因であった(mORは1.9~34.1、p<0.03)。フランクフルトソーセージ及びレバーソーセージのPAFはそれぞれ17.6%及び23.6%となった。急性E型肝炎の臨床症状及び入院比率において明らかな男女差がみられた(訳注:男性は黄疸が多く、女性は胃腸症状が多い。入院率は女性63.8%、男性80.0%、p<0.01)。患者の29.2%が侵襲性処置の前に診断を受けていたことから、E型肝炎は即時に一般的な鑑別診断ができないことが示された。
結論:本研究では、疾病の進行に正に性特異的な差異があること、特定のRTEの豚肉製品が土着性E型肝炎の主な感染源であるとの疫学的証拠を提供した。現在の消費者への推奨事項や製法の見直しが示唆されるかもしれない。
地域 欧州
国・地方 EU
情報源(公的機関) Eurosurveillance
情報源(報道) Eurosurveillance
URL https://eurosurveillance.org/content/10.2807/1560-7917.ES.2018.23.19.17-00469#html_fulltext