食品安全関係情報詳細

資料管理ID syu04930330505
タイトル スイス連邦食品安全獣医局(BLV)、食品中のグリホサートは摂取者にリスクがないことを公表
資料日付 2018年5月9日
分類1 -
分類2 -
概要(記事)  スイス連邦食品安全獣医局(BLV)5月9日、食品中のグリホサートは摂取者にリスクがないことを公表した。

 近年、欧州食品安全機関(EFSA)等の国際的な専門家機関がグリホサートには発がん性がないと見なしていた。2015年になって国際がん研究機関(IARC)は、グリホサートはヒトにおそらく発がん性があると結論付けた。しかし、潜在的な危険性は摂取量とは関係なく評価された。

 フードチェーンに含まれる残留農薬は農薬の使用に起因している。しかし、摂取者の健康のリスク評価に重要なのは残留農薬濃度である。グリホサートはスイス及び世界各国でも最も頻繁に使用されている農薬である。現在、グリホサートを含む70品がスイスで認可されている。連邦参事会は、摂取者の健康へのこの製品のリスクを明確にするために、スイスにおけるグリホサートの影響に関する報告書をBLVに依頼した。

 調査では、スイスで販売されている食品243検体を分析した。グリホサートの残留物が検出されると考えられる食品、即ち穀類及び豆類と主に分析した。

 60%の検体はグリホサートを含んでいなかった。含んでいた検体は非常に低濃度で残留基準値をはるかに下回った。従ってこれらの食品に健康リスクはない。1日1人当たり72kgのパスタ、655kgのパン、10kgのヒヨコ豆、1
,600Lのワインを摂取した場合、これらの残留物が健康に影響を与える可能性がある。

 他国と異なりスイスは、収穫直前のグリホサートの使用を禁止している。予測されたようにスイスの食品はグリホサートに汚染されていたがごく僅かである。調査によってデュラム小麦のパスタ及びマメ類のような輸入穀物食品に高濃度に検出された。しかし、これらの食品も残留基準値を下回り、健康影響はなかった。

 報告書のURLは下記のとおり。

https://www.newsd.admin.ch/newsd/message/attachments/52320.pdf

 Food Additives & Contaminantsに掲載された論文「スイスで販売されている食品のモニタリング及びリスク評価」のURLは下記のとおり。

https://www.newsd.admin.ch/newsd/message/attachments/52323.pdf
地域 欧州
国・地方 スイス
情報源(公的機関) スイス連邦食品安全獣医局(BLV)
情報源(報道) スイス連邦食品安全獣医局(BLV)
URL https://www.blv.admin.ch/blv/fr/home/dokumentation/nsb-news-list.msg-id-70705.html

利用上の注意事項

本データベースに掲載された情報の利用の際は、以下1、2をご理解ください。ご利用に当たって、以下3に同意したものとみなします。

1 情報の収集・要約・翻訳について

 (1) 掲載情報は、食品安全に関係する国際機関や国内外の政府機関等の公式ウェブサイト等から収集しています。ただし、すべての国や関係機関を網羅し、また各機関が公表しているすべての情報を収集しているわけではありません。
 (2) 掲載情報は、発信元の機関から提供されている情報の趣旨を出来る限り改変しないよう翻訳・要約しています。
 (3) 掲載情報の翻訳には、細心の注意を払っているが、誤訳や間違いを含む可能性があります。掲載情報と情報発信元の文章に相違がある場合は、情報発信元の文章が常に優先されます。
 (4) 掲載情報は、情報収集時点のものであり、その後の新たな知見等により更新されている可能性があります。情報元のURLや記事内のリンクについては、リンク切れとなっている場合があります。
 (5) 食品安全委員会が行った翻訳及び要約内容について、情報発信元の機関に確認は行っておりません。

2 掲載情報と食品安全委員会の立場について

 (1) 食品安全委員会は、国際機関、海外の政府機関や研究機関の情報をありのままにわかりやすく提供することがリスクコミュニケーションに資するものと位置付け、発足以来、本データベースを運用しています。
 (2) 本データベースは、海外の評価機関、研究機関の公表情報を翻訳・要約・集約したものであり、食品安全委員会としては、掲載情報の内容を検証しておらず、具体的には、その正誤及び真偽を一切確認していません。また、科学的な観点からの正確性を保証するものではありません。
 (3) 本来は、収集された情報に対し食品安全委員会としての見解を付与しデータベースに掲載することが最善ではありますが、日々収集される情報1つ1つの内容を確認・検証し、食品安全委員会としての見解をまとめることは不可能であることから、やむを得ず情報発信元の情報をそのまま掲載しております。
 (4) このため、掲載されている情報に記載されている意見・見解・主張は、情報発信機関又はその情報内で取り上げられている機関等によるものであり、食品安全委員会の考え方と異なる場合があります。

3 利用者の責務

 (1) 情報の利用に当たっては、必ず利用者自らが情報発信元の公式サイト等で最新の情報を確認し、利用者自身の責任で行うこと。専門的又は法的な判断が必要な場合には専門家に相談するなどにより最新の正確な情報を入手すること。
 (2) 2(2)~(4)のとおり、掲載されている情報は、
  ① 食品安全委員会として内容の正誤及び真偽を一切確認しておらず、
  ② 食品安全委員会の考え方とは異なる場合があることから、これを食品安全委員会の発信する情報として引用・転用することはせず、情報発信元の情報を直接、当該情報発信者のルールに基づき引用・転用すること。
 (3) 情報発信元の情報に誤り等があることや、掲載情報の利用によって生じたいかなる損害や不利益についても、食品安全委員会は一切の責任を負わないこと。