食品安全関係情報詳細

資料管理ID syu04930280149
タイトル 欧州食品安全機関(EFSA)、農薬有効成分の微生物Beauveria bassiana PPRI 5339株の初期リスク評価に係る報告書を公表
資料日付 2018年4月30日
分類1 -
分類2 -
概要(記事)  欧州食品安全機関(EFSA)は4月30日、農薬有効成分の微生物Beauveria bassiana PPRI5339株の初期リスク評価に係る報告書(2018年3月12日承認、18ページ、doi: 10.2903/j.efsa.2018.5230)を公表した。概要は以下のとおり。
 農薬有効成分の微生物Beauveria bassiana PPRI5339株は新しい有効成分であり、欧州議会・理事会規則(EC)No 1107/2009第7条に従って、2014年10月1日に欧州連合(EU)の報告担当加盟国(Rapporteur Member State)のオランダが申請者のBASF社から承認申請書を受領した。
 オランダの作成した評価報告書に対する意見提出、及びその後の専門家等との協議を経て、EFSAはBeauveria bassiana PPRI5339株が規則第4条で定められた承認の基準に合致しているかどうかを結論付けることになっている。報告書は、ナス科植物(トマト、アマトウガラシ、ナス、可食及び加工果実類)、ウリ科植物(キュウリ、可食及び加工果実類)、及び観葉植物保護のための殺虫剤として、Beauveria bassiana PPRI5339株の代表的な使用に対する評価を基準にして結論付けている。
提出されたデータにより、EUで提案された代表的な使用によるBeauveria bassiana PPRI5339株の使用は、アザミウマ(thrips)及びコナジラミ(whitefly)に対する殺虫剤として十分に有効であるという結論に至った。
 一方、有効成分及び関連する代謝物に係る、レビュー済みで公開されている科学文献の検索についてデータギャップが特定された。有効成分及び製剤のアイデンティティ、並びに生物学的及び技術的性質の領域において、株のレベルでの同定手法に係る追加的な情報、及び製剤の分散安定性の確定、湿式ふるい分け試験、注入性、加速貯蔵容量、及び貯蔵寿命試験(ボーベリシン(beauvericin)含有量に係るデータを含む)についてデータギャップが特定された。
 哺乳類毒性の領域では、2つのデータギャップが特定された。更に毒性調査を行う必要性をクリアするために、Beauveria bassiana PPRI5339株の適切な増殖温度試験が行われるべきである。リスクに係る結論を出すために、二次代謝物/毒素(生産量、及びそれらのヒトへの毒性の可能性の適切な調査)に係る追加的データも提供されるべきである。Beauveria bassiana PPRI5339株の基準値の必要性についてはふれられていないため、Beauveria bassiana PPRI5339株の生存能力のある残留物の発生について更に検討する必要はないかもしれない。重要な農業生産工程管理(cGAP)に従った使用に続く濃縮の測定が入手できないが、二次代謝物の観点から提供されるべきである。ボーベリシンの理論推定値に関してかなり高い不確実性があるため、EFSAは消費者の安全性について信頼できる結論が出せないと考える。
 使用される条件の下で、自然条件におけるより著しく高く濃縮された環境区画の中で、Beauveria bassiana PPRI5339株によって二次代謝物/毒素が産生されないであろうことを示す信頼できる情報が提供されなかった。従って、地下水、土壌及び地表水のばく露の可能性を評価するために、これらの化合物の残留性、変質、及び移動性に係る更なる情報が必要かもしれない。
 土壌及び地表水のばく露評価の完了待ちである環境毒性の領域において、Beauveria bassiana PPRI5339株によって産出される二次代謝物/毒素について、土壌及び水中生物へのリスクに対応するため、更なる情報が必要とされるかもしれない。更に、文献検索に係る詳細情報を提供するためのデータギャップが特定された。
地域 欧州
国・地方 EU
情報源(公的機関) 欧州食品安全機関(EFSA)
情報源(報道) 欧州食品安全機関(EFSA)
URL https://www.efsa.europa.eu/en/efsajournal/pub/5230

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