食品安全関係情報詳細

資料管理ID syu04930060149
タイトル 欧州食品安全機関(EFSA)、食品添加物カラギナン及び加工Eucheuma(キリンサイ属海藻)の再評価に関する科学的意見書を公表
資料日付 2018(平成30)年4月26日
分類1 -
分類2 -
概要(記事)  欧州食品安全機関(EFSA)は4月26日、食品添加物カラギナン(carrageenan)(E 407)及び加工Eucheuma(キリンサイ属海藻)(E 407a)の再評価に関する科学的意見書(2018年3月14日採択、112ページ、doi: 10.2903/j.efsa.2018.5238)を公表した。概要は以下のとおり。
 本意見書は、食品添加物として使用される食品グレードのカラギナン(E 407)及び加工Eucheuma(E 407a)の安全性の再評価に関する。EFSAの「食品添加物及び食品に添加される栄養源に関する科学パネル」(ANSパネル)は、加工Eucheuma海藻は構造的に類似している食品グレードのカラギナンの評価に含めることができると結論付けている。
 ANSパネルはカラギナン(E 407)及び加工Eucheuma(E 407a)の評価において、カラギナンはそのまま吸収されないということを結論付けるのに吸収・分布・代謝・排泄(ADME)データベースは十分であると述べた。欧州連合(EU)のE 407規格に概ね適合するカラギナンで行ったラットの亜慢性毒性試験では、無毒性量(NOAEL)は3,400 ?3,900 mg/kg 体重/日であった。カラギナンで行ったラットの慢性毒性試験では、7,500 mg/kg 体重/日まで有害作用は検出されなかった。カラギナンの発がん性に関する懸念はなかった。カラギナン及び加工Eucheuma海藻、遺伝毒性に関する懸念を引き起こさなかった。出生前発生毒性試験のナトリウムカラギナン及びカルシウムカラギナンのNOAELは最高用量であった。加工Eucheuma海藻の安全性は、カラギナンの毒性試験で十分にカバーされている。データは79の食品カテゴリーのうち41の厳正なばく露評価に十分である。
 しかしながら、ANSパネルは、化学、ばく露評価及び生物学的並びに毒性学的データについての不確実性に注目した。ANSパネルは、全体としてこれらの不確実性に対応するための適切なデータのないことを考慮して、カラギナン(E 407)及び加工Eucheuma(E 407a)の許容一日摂取量(ADI) 75 mg/kg 体重/日は仮の数値と考えるべきであり、本意見書の公表後5年以内にそのデータベースを改善するべきであると結論付けた。
地域 欧州
国・地方 EU
情報源(公的機関) 欧州食品安全機関(EFSA)
情報源(報道) 欧州食品安全機関(EFSA)
URL https://www.efsa.europa.eu/en/efsajournal/pub/5238