食品安全関係情報詳細

資料管理ID syu04920410187
タイトル フィンランド食品安全局(Evira)、慢性消耗性疾患(CWD)によるヘラジカの死骸が森で発見された旨公表
資料日付 2018年3月8日
分類1 -
分類2 -
概要(記事)  フィンランド食品安全局(Evira)は3月8日、慢性消耗性疾患(CWD)によるヘラジカの死骸が森で発見されたことを公表した。
 フィンランドで初めてヘラジカ(ヨーロッパエルク、Alces alces)でのCWDが発見された。クフモ(Kuhmo)地区で自然死した15歳齢のヘラジカがCWDと診断された。Eviraが実施した分析結果を欧州連合(EU)リファレンスラボが確定した。シカ科動物はCWDに感染することがあり、それは常に致命的である。この疾病はヒトに感染しないと考えられている。
 ノルウェーは、本症例の前に欧州で唯一CWDが診断された国であった。2018年年初から、フィンランド及び他のEU5か国で当該疾病発生のモニタリングが強化されていた。
 フィンランドでは2003年以降CWDの発生について調査されており、約2,500検体が分析されたが、CWD陽性検体は検出されなかった。今後、クフモ及びカイヌー地区でのCWDモニタリングが更に強化される。狩猟者には次の狩猟シーズンが開始する前に、更に適切な指示が出されることになる。
 CWDはヒトに感染しないと考えられている。ヘラジカ肉は食べて安全であり、シカ科動物の肉の販売及び輸出に制限をかけることはない。予防措置として、生体のシカ科動物の他国への輸出は当面中止する。
 CWDは、シカ、エルク(ワピチ)、トナカイ及びヘラジカで病気の進行が遅く、常に致命的である。CWDはプリオン病で、牛海綿状脳症(BSE)や他の伝達性海綿状脳症(TSE)と関連性がある。CWDは北米ではよく発生している。クフモ地区で発見されたヘラジカは、伝達性の高い型である北米のCWDに感染したのではなかった。当該疾病は、ノルウェーで診断されたシカ科TSEの型にかなり相似しており、シカ科動物の個体に偶発的に発見されたものとみられている。
地域 欧州
国・地方 フィンランド
情報源(公的機関) その他
情報源(報道) フィンランド食品安全局(Evira)
URL https://www.evira.fi/en/animals/current_issues/2018/moose-found-dead-in-forest-with-chronic-wasting-disease/