食品安全関係情報詳細

資料管理ID syu04910380303
タイトル 米国農務省(USDA)動植物検疫局(APHIS)、植物育種イノベーションに関する農務省パーデュー長官の声明を公表
資料日付 2018年3月28日
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概要(記事)  米国農務省(USDA)動植物検疫局(APHIS)は3月28日、植物育種イノベーションに関する農務省パーデュー長官の声明を公表した。概要は以下のとおり。
 ソニー・パーデュー米国農務長官は、ゲノム編集と呼ばれる技術を含む革新的な新育種技術によって作出された植物に対するUSDAの管理について説明を行う声明を公表した。
 USDAは、そのバイオテクノロジー規制の下、植物ペスト(病害及び病害生物)ではない或いは植物ペストを用いて開発されていない限り、従来の育種技術によって開発された植物を規制する計画はない。これには、従来の育種方法によって開発されたものと区別できない、新しい植物品種を育成するために植物育種家による使用が増えている一連の新しい技術が含まれる。ゲノム編集のような最新の方法は、新しい植物形質をより迅速かつ正確に導入することができるため、従来の植物育種ツールを拡大し、求められる新品種を農家に届くまでの期間を数年或いは数十年短縮する可能性がある。
 以下は、パーデュー長官の発言である。
「このアプローチにより、USDAはリスクが存在しない場合はイノベーションを認めるよう努める。」
「同時に、規制当局の責務から離れることではないことを明確に消費者に伝えたい。これらの作物は規制監督を必要としないが、現代のバイオテクノロジーを使用して開発された生産物を評価することにより、植物衛生の保護において重要な役割を果たしている。これはUSDAが30年以上にわたり果たしてきた役割であり、我々のテクノロジーを重視した規制を最新化するために、私は引き続き真剣に取り組んでいく。」
「植物育種イノベーションは、栄養価を高め、アレルゲンを排除するとともに、干ばつや病害から作物を保護するための大きな期待が見込まれる。」
「この科学を使うことで、農家は、天然資源を節約する方法で生産された、健康的で手頃な価格の食料に対する消費者の期待に応え続けることが可能である。この新しいイノベーションは、USDAが目指している『do right and feed everyone(正しく行い、皆を養う)』を農家が実行するのに役立つであろう。」
 USDAは、食料及び農業技術の生産物を規制する連邦政府の3機関うちの1つである。USDA、米国環境保護庁(EPA)及び食品医薬品庁(FDA)は共に、生産物が環境及びヒトの健康にとって安全であることを保証するバイオテクノロジー規制のための連携した枠組みを備えている。USDAの規制は植物衛生の保護に重点を置いている。FDAは食品及び飼料の安全性を監督している。EPAはヒトの健康及び環境を保護するために農薬の販売、流通並びに試験を規制している。
 USDAは、監督責任を果たし、適切な規制環境を提供するために、引き続きEPA及びFDAと緊密に連携する。これにより、新技術によりもたらされた生産物の安全性が保証され、同時にイノベーションを促進する。
 USDA植物育種イノベーションの声明についての詳細は、以下のURLから入手可能。
https://www.aphis.usda.gov/aphis/ourfocus/biotechnology/brs-news-and-information/pbi-details
地域 北米
国・地方 米国
情報源(公的機関) 米国農務省動植物検疫局(APHIS)
情報源(報道) 米国農務省動植物検疫局(APHIS)
URL https://www.aphis.usda.gov/aphis/ourfocus/biotechnology/brs-news-and-information/plant_breeding
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