食品安全関係情報詳細
| 資料管理ID | syu04910180464 |
| タイトル | オーストリア保健・食品安全局(AGES)、飲料水及び地下水中の残留物モニタリング結果に関して情報提供 |
| 資料日付 | 2018年3月19日 |
| 分類1 | - |
| 分類2 | - |
| 概要(記事) | オーストリア保健・食品安全局(AGES)は3月19日、飲用水及び地下水中の残留物モニタリング結果に関して情報提供を行った。概要は以下のとおり。 オーストリアの飲用水はほぼ100%が地下水由来である。少なくとも1990年初頭以降、品質低下物質と共に残留農薬及び残留医薬品が地下水から検出されている。また、同時期以降、通常は自治体の排水から検出される排水汚染指標物質(人工甘味料又は工業化学物質など)も検出されている。 2014年、「地下水及び飲用水中の医薬品及び排水汚染指標物質に関するモニタリング」が行われた。当該調査は、AGES及びオーストリア連邦環境省(Umweltbundesamt)の協働で行われた。 オーストリア全土の地下水54か所のモニタリング地点に関して残留物の測定が行われた。以前の調査研究の結果に基づき、残留が検出される可能性が最も高い地点が選ばれた。つまり、最悪のシナリオを想定した選択である。更に、当該モニタリング地点付近の50か所の飲用水モニタリング地点が選ばれた。 合計37種類の抗生物質及び8種類の指標物質(人工甘味料、工業化学物質、医薬品)について検査が行われた。7か所(13%)の地下水モニタリング地点及び5か所(10%)の飲用水モニタリング地点で、1種類以上の調査対象抗生物質が検出された。検出濃度は、概して数ng/Lの範囲であった。 最大濃度で検出されたのはスルファルメトキサゾールで、地下水では21ng/L、飲用水では5.6ng/Lであった。これらの値は、ヒトにおける毒性学的許容値を下回っている。 46か所(85%)の地下水モニタリング地点及び31か所(62%)の飲料水モニタリング地点では、1つ以上の排水汚染指標物質(人工甘味料アセスルファムが最も多い)が検出された。 更に、地下水からはスルファルメトキサゾール以外の抗生物質(エリスロマイシン、リンコマイシン、スルファジミジン及びスルファチアゾールなど)の残留物が検出されたが、飲用水からはスルファルメトキサゾールのみが検出された。これらの有効成分はヒト及び動物の双方に使用される医薬品である。 これらのモニタリング地点では、排水汚染指標物質の残留物(抗てんかん剤のカルバマゼピン)の検出も相次いでいる。このことは、抗生物質による飲用水汚染は、農業用途ではなく、主に医療用途に由来することを示している。 オーストリアの地下水及び飲用水から検出された抗生物質の濃度は、ヒトの健康への毒性学的影響はない範囲であった。原則的に、排水汚染指標物質に関しても同様のことが言える。しかし、たとえ検出濃度がナノグラムレベルであっても、残留物は細菌の薬剤耐性獲得に寄与する可能性がある。従って、これらの残留物質が存在する原因の解明及び汚染源の特定が行われ、飲用水中の存在を最小化する又は除去するための対策が講じられるべきである。 当該モニタリング「地下水及び飲用水中の残留医薬品及び排水汚染指標物質に関するモニタリング:最終報告書(2015年6月)」(ドイツ語、90ページ)は以下のURLから入手可能。 http://www.bmgf.gv.at/cms/home/attachments/1/3/5/CH1254/CMS1449665508835/monitoringprogramm_von_pharmazeutika_und_abwasserindikatoren_in_grund-_und_trinkwasser.pdf |
| 地域 | 欧州 |
| 国・地方 | オーストリア |
| 情報源(公的機関) | オーストリア保健・食品安全局(AGES) |
| 情報源(報道) | オーストリア保健・食品安全局(AGES) |
| URL | https://www.ages.at/themen/umwelt/wasser/rueckstandsmonitoring/ |
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