食品安全関係情報詳細

資料管理ID syu04910040475
タイトル フランス食品環境労働衛生安全庁(ANSES)、ジビエの汚染に関して、主に鉛による化学汚染物質へのばく露の低減を推奨することを公表
資料日付 2018(平成30)年3月23日
分類1 -
分類2 -
概要(記事)  フランス食品環境労働衛生安全庁(ANSES)は3月23日、ジビエの汚染に関して、主に鉛による化学汚染物質へのばく露の低減を推奨することを公表した。
 ジビエ又は飼育された野生鳥獣に関して、環境化学汚染物質(ダイオキシン、ポリ塩化ビフェニル(PCB)、カドミウム、鉛)の視点からジビエの摂取によるリスクに関する調査結果を公表した。
 ジビエは彼らの生活環境中(土壌、大気、水、植物)の汚染物質にばく露される。EEC規則No.315/93は公衆衛生の視点から許容できない量の汚染物質を含む食品の販売を禁じている。しかしジビエの肉や肝臓は化学汚染物質の許容濃度又は最大含量に関するデータは全く定義されていない。 
 調査した全ての汚染物質について、ジビエは飼育された野生鳥獣と比較して平均してより高濃度にばく露されている。調査によって、大型のジビエ(イノシシ、シカ、小型のシカなど)の肉に含まれる鉛による健康への懸念が明らかになった。肉に含まれる鉛の一部は生活環境が原因であるが、特に弾薬の破砕と関連があると考えられる。弾丸の破砕が弾道周辺の広範囲の高濃度の汚染の原因である。このばく露要因によって、トータルダイエットスタディ(EAT2、EATi)を基にした一般集団の鉛ばく露に関してANSESの懸念が増強した。摂取される鉛のばく露量に最も寄与している可能性も考えられる。
 ジビエは彼らの生活環境又は弾薬に含まれる多くの化学物質に汚染される。入手可能なデータはフランスのジビエの汚染状況を部分的にしか表していない。それ故、小型及び大型のジビエの汚染レベル、及びジビエの摂取者の食品によるばく露に関するより充実した資料作成を推奨する。
 調査によって鉛による健康への懸念が明らかになったことから、摂取者のばく露量を低減する様々な取り組み方法(鉛弾薬の代替物、弾丸の軌道周辺の除去、摂取頻度)を提案する。新たなデータの公表まで、大型のジビエ(シカ科動物、イノシシ)の鉛汚染レベルを考慮し、妊娠可能な年齢の女性及び子供に大型のジビエを全く摂取しないように、また他の摂取者には1年に約3回の頻度に摂取を制限するように推奨する。
 報告書(フランス語、74ページ)は下記URLから入手可能。
https://www.anses.fr/fr/system/files/ERCA2015SA0109.pdf
地域 欧州
国・地方 フランス
情報源(公的機関) フランス食品環境労働衛生安全庁(ANSES)
情報源(報道) フランス食品環境労働衛生安全庁(ANSES)
URL https://www.anses.fr/fr/content/consommation-de-gibier-sauvage-agir-pour-r%C3%A9duire-les-expositions-aux-contaminants-chimiques