食品安全関係情報詳細

資料管理ID syu04900280494
タイトル 台湾衛生福利部疾病管制署、スクミリンゴガイの喫食による広東住血線虫の感染事例について公表
資料日付 2018(平成30)年3月9日
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分類2 -
概要(記事)  台湾衛生福利部疾病管制署は3月9日、スクミリンゴガイ(訳注:俗称はジャンボタニシ)の喫食による広東住血線虫の感染事例について公表した。確定診断されたのはタイ国籍の労働者5人である。概要は以下のとおり。
 台湾南部の工場で働くタイ国籍の労働者9人が2月26日に工場付近でスクミリンゴガイを食材として採集し、加熱不十分な状態や生の状態で喫食した。これにより6人が発熱・頭痛・硬直等の深刻な症状を呈し、3月4日及び5日にそれぞれ医療機関を受診した。スクミリンゴガイを生食していたことが判明したため医師が広東住血線虫感染症を疑い通報し、このうち5人が広東住血線虫に感染していることが確認された。現在6人はいずれも入院治療中である。
 広東住血線虫のヒトへの感染経路は、加熱不十分の汚染・寄生されたスクミリンゴガイ、カタツムリ、又はナメクジの喫食、幼虫に汚染された水や生野菜(巻貝の粘液が付着したもの)の摂取によるものが主である。通常、寄生虫は脳、脊髄等の神経組織に侵入し様々な神経症状を引き起こす。患者の多くは髄膜炎を発症し、最もよく見られるのは急性の激しい頭痛である。発熱、悪心、嘔吐、頸部の痛み、硬直等の症状が出ることもある。眼球に侵入した場合は視力を損なう。
 同署は生や加熱不十分の巻貝やカタツムリ等を食べないよう市民に注意喚起し、処理する際は手袋をはめ、両手をきれいに洗い(まな板も洗う必要がある)、野菜や果物を生食する場合はその前によく洗うことで感染リスクを低減できるとしている。
地域 アジア
国・地方 台湾
情報源(公的機関) 台湾衛生福利部疾病管制署
情報源(報道) 台湾衛生福利部
URL https://www.mohw.gov.tw/cp-16-40125-1.html