食品安全関係情報詳細

資料管理ID syu04900240294
タイトル 世界保健機関(WHO)、人獣共通感染症の鳥インフルエンザに関する概要及び評価報告書(2018/01/26~2018/03/02)を公表
資料日付 2018年3月19日
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分類2 -
概要(記事)  世界保健機関(WHO)は3月19日、人獣共通感染症の鳥インフルエンザに関する概要及び評価報告書(2018/01/26~2018/03/02)を公表した(5ページ)。
1.鳥インフルエンザA(H5)ウイルスによる感染状況
 1月25日の前回の更新以降、新たなA(H5)ウイルスの感染検査確定症例は報告されていない。
 A(H5)亜型ウイルスはヒトに感染する可能性があるが、これまでのところ、A(H5N1)及びA(H5N6)ウイルス以外のヒト症例は報告されていない。国際獣疫事務局(OIE)への報告によると、アフリカ、ヨーロッパ及びアジアの鳥類において、様々なA(H5)亜型が引き続き検出されている。A(H5N6)ウイルスは最近、ヨーロッパやアジアの一部で検出されているが、これらのA(H5N6)ウイルスは、中国でヒトが感染したA(H5N6)ウイルスとは異なる。
2.鳥インフルエンザ A(H7N4)ウイルスによる感染状況
 1人のA(H7N4)ウイルス感染検査確定症例が報告された。患者は2017年12月25日に発症した、68歳の中国江蘇省の女性である。2018年1月1日に重症の肺炎で入院し、回復して1月22日に退院した。患者は発症前、生きた家きんにばく露しており、庭先飼養の家きんからもA(H7N4) ウイルスが検出されている。この患者と濃厚接触があった人に、更なる発症の報告はなかった。このウイルスの遺伝子配列解析から、全てのウイルスセグメントが野生の鳥インフルエンザウイルスと遺伝的に近縁であり、赤血球凝集素(HA)遺伝子が中国でヒトに感染したインフルエンザA(H7N9)ウイルスの遺伝子とは異なることを示した。このウイルスに関する追加情報は、人獣共通感染症ウイルスに関する最近のWHO協議会で報告された。
3.鳥インフルエンザ A(H7N9)ウイルスによる感染状況
 1月25日の前回の更新以降、新たに1人のA(H7N9)ウイルス感染検査確定症例が報告された。患者は2月3日に発症した、59歳の中国広東省の女性である。患者は2月6日に重症の肺炎で入院した。患者は発症前、生きた家きんにばく露していた。この患者と濃厚接触があった人に、更なる発症の報告はなかった。この症例のウイルスに関する追加情報が見込まれる。
 2013年以降、少なくとも615人の死亡を含む、計1,567人の鳥インフルエンザA(H7N9)ウイルスによる感染確定症例が報告されている。ヒト症例で前年に見られた傾向をみると、これからの時期にかけてヒトの感染症例報告数は増加する可能性がある。従って、影響を受けた地域及びおそらくは隣接する地域において、更なる散発的なA(H7N9)ウイルス感染者が予想される。
 中国の農業当局は、現在実施中の鳥インフルエンザA(H5)ウイルスに対する家きんへのワクチン接種プログラムに加えて、A(H7)ウイルス感染に対する国内家きんへのワクチン接種を開始した旨を発表した。
 全体としては、リスク評価に変更はない。
4.鳥インフルエンザ A(H9N2)ウイルスによる感染状況
 1月25日の前回の更新以降、新たに3人のA(H9N2)ウイルス感染検査確定症例が報告された。
1 安徽省、9歳、女児、軽症、2017年12月29日発症、ばく露歴不明
2 広東省、3歳、女児、軽症、2018年1月21日発症、生鳥市場へのばく露あり
3 北京市、51歳、女性、軽症、2018年2月13日発症、と殺家きんへのばく露あり
 鳥インフルエンザA(H9N2)ウイルスは、中国の家きんにおいて風土病化している。
地域 その他
国・地方 その他
情報源(公的機関) 世界保健機関(WHO)
情報源(報道) 世界保健機関(WHO)
URL http://www.who.int/influenza/human_animal_interface/Influenza_Summary_IRA_HA_interface_02_03_2018.pdf?ua=1