食品安全関係情報詳細

資料管理ID syu04900170104
タイトル 米国疾病管理予防センター(CDC)、チキンサラダに関連した複数州におけるサルモネラ・ティフィムリウム集団感染症に関する続報を公表
資料日付 2018年3月8日
分類1 -
分類2 -
概要(記事)  米国疾病管理予防センター(CDC)は3月8日、チキンサラダに関連した複数州におけるサルモネラ・ティフィムリウム集団感染症に関する続報を公表した。概要は以下のとおり。
I 新情報
?前回2月22日の更新以降、更に6州から105人の患者がこの調査に追加された。新たに報告された患者は、汚染されたチキンサラダがリコールされる前に購入した可能性がある。
?新たにインディアナ州(1人)とサウスダコタ州(2人)の2つの州が患者を報告している。
II ハイライト
1.CDCは、食料品店Farewayで販売されていたリコール対象のチキンサラダを摂取しないよう勧告する。廃棄或いは購入店に返品すること。
・Triple T Specialty Meats社は2月21日、2018年1月2日から2月7日までに製造された全てのチキンサラダをリコールした。
・リコール対象のチキンサラダは、2018年1月4日から2月9日まで、イリノイ州、アイオワ州、ミネソタ州、ネブラスカ州及びサウスダコタ州にある食料品店Farewayの総菜コーナーから、様々な重量の容器で販売された。
2.CDC、複数州の公衆衛生及び規制当局、並びに米国農務省(USDA)の食品安全検査局(FSIS)が複数州におけるSalmonella Typhimurium株による集団感染症について調査している。
3.疫学及び検査の証拠から、Triple T Specialty Meats社によって製造され、食料品店Farewayで販売されたチキンサラダが、この複数州の集団感染源である可能性が高いことを示している。
4.S. Typhimurium集団感染株に感染した170人が7つの州からの報告されている。発症日は2018年1月8日から2月18日まで、年齢は7歳から89歳で、年齢中央値は59歳、66%が女性である。62人が入院、死亡者は報告されていない。
5.全ゲノムシークエンス解析(WGS)では、72分離株(70株が患者由来で、2株が食品検体由来)のうち67株において予想された薬剤耐性は確認されなかった。患者由来の5分離株には、アモキシシリン・クラブラン酸、アンピシリン、セフォキシチン、セフトリアキソン、ゲンタマイシン、ストレプトマイシン、スルファメトキサゾール及びテトラサイクリンの全て或いは幾つかの抗菌薬に対する耐性遺伝子が含まれていた。この薬剤耐性は多くの人にとって治療に影響する可能性は低いが、幾つかの感染症は通常処方される抗菌薬では治療が難しく、異なる抗菌薬が必要となる可能性がある。
6.この調査は進行中である。CDCは更なる情報が入手され次第、最新情報を公表する。
地域 北米
国・地方 米国
情報源(公的機関) 米国/疾病管理予防センター(CDC)
情報源(報道) 米国疾病管理予防センター(CDC)
URL https://www.cdc.gov/salmonella/typhimurium-02-18/index.html
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