食品安全関係情報詳細
資料管理ID | syu04900160314 |
タイトル | ドイツ連邦リスク評価研究所(BfR)、アルミニウムに特化した消費者意識調査の結果を公表 |
資料日付 | 2018年3月14日 |
分類1 | - |
分類2 | - |
概要(記事) | ドイツ連邦リスク評価研究所(BfR)は3月14日、アルミニウムに特化した消費者意識調査の結果を公表した(情報提供No.10/2018)。概要は以下のとおり。 1.ドイツ語を母語とする集団において、食品包装又は容器から食品へ移行する可能性がある物質に関しては、プラスチックに次いでアルミニウムが大きな関心事である。BfRが行ったアルミニウムに関する消費者意識調査の結果、回答者のほぼ2人に1人が、アルミニウムの食品への移行による健康影響が大きいと考えていることが分かった。このことは、適切な代替があればアルミニウムを避ける消費者は多いと考えられる。消費者は、既に多量のアルミニウムを食品経由で摂取している。このことは、一部の消費者においては食品経由でのアルミニウム摂取の1週間当たりの上限に既に達している可能性があることを意味する。Andreas Hensel BfR長官は、「これ以上のアルミニウム摂取を避けたい消費者には、酸性食品又は塩分を含む食品をアルミホイルに包むことを止め、食品をグリルする際はステンレス製のプレートを使用するという選択肢もある」と述べる。 同長官は更に、「今回の消費者意識調査の結果、BfRの今後のリスクコミュニケーション活動において、今よりも更に明確に説明していくべきは何かが示されている」と続けた。 2.消費者意識調査(実施時期:2017年12月7~9日、対象者:1 ,001人(ドイツにおいてドイツ語を母語とする一般世帯の14歳以上の集団より無作為抽出)より抜粋。同調査では、以下を含む全10項目について調査が行われた。 質問1:食品包装材料又は食品容器から食品へ移行する可能性がある物質は複数あるが、それに該当するのはどれか? 回答1:プラスチック22%、アルミニウム14%など。 質問2:以下の物質が食品への移行と関連性があると聞いたことがあるか? 回答2: ・アルミニウム:聞いたことがある83%、聞いたことがない16% ・柔軟剤(Softeners):聞いたことがある79%、聞いたことがない19% ・ミネラルオイル:聞いたことがある74%、聞いたことがない25% ・テフロン:聞いたことがある54%、聞いたことがない45% ・メラミン:聞いたことがある36%、聞いたことがない63% ・有機フッ素化合物:聞いたことがある35%、聞いたことがない64% ・ビスフェノールA(BPA):聞いたことがある28%、聞いたことがない71% ・アセトアルデヒド:聞いたことがある27%、聞いたことがない70% 質問3:以下の物質に関して、包装又は容器から食品への移行による健康影響はどの程度と考えるか?(訳注:1~5段階評価で、健康影響が最大が「5」、以下「4」、「3」、「2」。健康影響はないは「1」)。 回答3:「5」及び「4」などの割合 ・アルミニウム:「5」23%、「4」23%。「全く聞いたことがない」17%。 ・BPA:「5」8%、「4」6%。「全く聞いたことがない」72%。 ・メラミン:「5」4%、「4」8%。「全く聞いたことがない」64%。 質問4:アルミニウムが食品包装又は容器から食品へ移行する可能性があることを初めて知ったきっかけは? 回答4:テレビ36%、友人・知人・家族21%、雑誌10%、インターネット9%、新聞9%など。 質問5:アルミニウム摂取を減らすために何かしているか? 回答5:アルミホイルを使わない/ほとんど使わない:31%、アルミニウム包装の食品を購入しないようにしている:15%、アルミニウムを使った製品又はアルミニウム包装の製品の購入/使用を断る:14%、アルミニウム製のプレートを購入/使用しない:13%など。 この項目では、46%が何らかの対策を取っていることが示された。 質問6:アルミニウムに対する考え方で、以下は自分に当てはまるか? 回答6: ・代替があれば、食品の保存及び調理ではアルミニウムなしの方法を選ぶ:当てはまる80%、当てはまらない18%。 ・食品包装材料及び食器中のアルミニウムの安全性に関する規則は適切であると考える:当てはまる35%、当てはまらない53%。 ・食品包装材料及び食器中のアルミニウムに関する懸念は誇張されていると考える:当てはまる35%、当てはまらない62%。 ・アルミホイルを普段から使っている:当てはまる31%、当てはまらない69%など。 当該消費者意識調査(28ページ)は以下のURLから入手可能。 http://www.bfr.bund.de/cm/364/bfr-consumer-monitor-2017-special-aluminium-in-the-food-sector.pdf |
地域 | 欧州 |
国・地方 | ドイツ |
情報源(公的機関) | ドイツ連邦リスク評価研究所(BfR) |
情報源(報道) | ドイツ連邦リスク評価研究所(BfR) |
URL | http://www.bfr.bund.de/en/press_information/2018/10/aluminium_and_food___almost_half_the_population_tries_to_avoid_aluminium_in_everyday_life-204029.html |
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本データベースには、食品安全委員会が収集した食品安全に関する国際機関、国内外の政府機関等の情報を掲載しています。
掲載情報は、国際機関、国内外の政府機関等のホームページ上に公表された情報から収集したものですが、関係する全ての機関の情報を確認しているものではありません。また、情報内容について食品安全委員会が確認若しくは推薦しているものではありません。
掲載情報のタイトル及び概要(記事)は、食品安全委員会が和訳・要約したものであり、その和訳・要約内容について情報公開機関に対する確認は行っておりませんので、その文責は食品安全委員会にあります。
情報公表機関からの公表文書については、個別項目の欄に記載されているURLからご確認下さい。ただし、記載されているURLは情報収集時のものであり、その後変更されている可能性がありますので、ご了承下さい。
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