食品安全関係情報詳細

資料管理ID syu04870610149
タイトル 欧州食品安全機関(EFSA)、科学的評価におけるエビデンスの重み付け手法の活用に関する手引書を公表 (農薬累積評価グループの事例研究5/5)
資料日付 2017年8月3日
分類1 -
分類2 -
概要(記事)  欧州食品安全機関(EFSA)は2017年8月3日、科学的評価におけるエビデンスの重み付け手法(weight of evidence approach)の活用に関する手引書(2017年7月12日採択、69ページ、doi: 10.2903/j.efsa.2017.4971)を公表した。概要は以下のとおり。
1. 附属書C ― EFSAの業務の様々な領域におけるエビデンスの重みの評価に用いる手法の適用例
C.2. 「農薬及びそれらの残留に関する科学パネル」(PPRパネル)
累積評価グループ(Cumulative Assessment Groups: CAGs)に含める農薬有効成分の実証に用いるエビデンスの重み付け評価の要約

表C.4:予備的な評価結果の例。CAG:自律神経系(急性) (p. 61)
有効成分
・ジコホル
(1) 特定影響の指標:涙液分泌
(2) NO(A)EL: 25mg/kg体重/日
(3) LO(A)EL: 250mg/kg体重/日
(4) 作用機序/作用機作:不明
(5) 試験:ラット急性神経毒性試験
(6)エビデンスの系統
 a):++
 b):+
 c):0
 d):0
 e):40%
(7) 確率尺度:可能性は五分五分

・テブコナゾール
(1) 特定影響の指標:唾液分泌
(2) NO(A)EL: 250mg/kg体重/日
(3) LO(A)EL: 500mg/kg体重/日 (高用量でのみ観察)
(4) 作用機序/作用機作:不明
(5) 試験:ラット急性神経毒性試験
(6) エビデンスの系統
 a):+
 b):+
 c):0
 d):0
 e):30%
(7) 確率尺度:可能性は低い

表C.5:EFSA (2016a-c)が提案した確率尺度案 (p. 62)
確率用語               主観的な確率範囲
可能性は極めて高い (Extremely likely)  99~100%
可能性はかなり高い (Very likely)    90~99%
可能性が高い (Likely)         66~90%
可能性は五分五分 (As likely as not)   33~66%
可能性は低い (Unlikely)        10~33%
可能性はかなり低い (Very unlikely)    1~10%
可能性は極めて低い (Extremely unlikely) 0~1%
地域 欧州
国・地方 EU
情報源(公的機関) 欧州食品安全機関(EFSA)
情報源(報道) 欧州食品安全機関(EFSA)
URL http://onlinelibrary.wiley.com/doi/10.2903/j.efsa.2017.4971/pdf
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