食品安全関係情報詳細

資料管理ID syu04860020164
タイトル オランダ国立公衆衛生環境研究所(RIVM)、家庭菜園での野菜栽培のための土壌中のヒ素のリスク評価指針を公表
資料日付 2018年1月23日
分類1 --未選択--
分類2 --未選択--
概要(記事)  オランダ国立公衆衛生環境研究所(RIVM)は1月23日、家庭菜園での野菜栽培のための土壌中のヒ素のリスク評価指針(オランダ語、61ページ)を公表した。
 ヒ素は土壌及び地下水に自然に存在するが、人による過去の活動が原因で土壌及び地下水に存在することもある。ヒ素で汚染された区域で野菜を家庭菜園で栽培する場合、農作業中に土壌粒子を故意的でなく摂取することによってヒ素を摂取する可能性がある。また、ヒ素で汚染された土壌で栽培された野菜を摂取することによってヒ素を摂取する可能性もある。
 RIVMは、ヒ素で汚染された土壌で栽培した野菜のヒトへの健康リスク評価について自治体の健康局から助言を要請された。野菜にどのくらいヒ素が蓄積するのかが不確実であるためこの評価は困難である。更に、許容できるばく露量の指針値は現在のところ存在しない。
 今回の指針ではヒ素の許容できるばく露量の最新の指針値を示している。野菜中のヒ素の蓄積量は推定できないことから、野菜の摂取によるヒ素のばく露量を多めに推定した。次に野菜栽培によるヒ素へのばく露量をバックグラウンドのばく露と比較した。これは、居住地域の土壌汚染とは関係のないコメ、穀類、乳、飲料水のような購入した食品及び他の経路からのばく露による一般国民のヒ素の摂取量である。自家製野菜からのばく露量は、バックグラウンドのばく露量の10%になると推定された。残りのバックグラウンドのばく露は他の食品が占めている。
 本報告書は野菜を家庭菜園で栽培するヒトへのヒ素のばく露をどの様に低減すればよいかという助言を提供した。例えば、摂取する土壌中の元素の量をどのように低減させるかという情報を提供することができる。
地域 欧州
国・地方 オランダ
情報源(公的機関) オランダ/公衆衛生・環境保護研究所(RIVM)
情報源(報道) オランダ国立公衆衛生環境研究所(RIVM)
URL http://www.rivm.nl/dsresource?objectid=d0d8be6e-ed71-46cb-b778-86c36ce0fbf2&type=org&disposition=inline
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