食品安全関係情報詳細

資料管理ID syu04840730373
タイトル スペインカタルーニャ州食品安全機関(ACSA)、カタルーニャ州における食品安全状況に関する年次報告書 2015年を公表
資料日付 2017年11月27日
分類1 -
分類2 -
概要(記事)  スペインカタルーニャ州食品安全機関(ACSA)は11月27日、カタルーニャ州における食品安全状況に関する年次報告書 2015年を公表した。
 カタルーニャ州の2015年における食品安全状況は近年と比較して安定しており、欧州域の平均と同等のパラメーターを示した。概要は以下の通り。
1. 集団食中毒
 2015年に集団食中毒は66件(感染1
,090人、入院20人、死亡0人)が報告された。最も多い病原体はノロウイルス25件、次いでサルモネラ属菌9件で、黄色ブドウ球菌、セレウス菌及びヒスタミンは各3件であった。旋毛虫及びアニサキスによる集団食中毒の報告はなかった。
 カタルーニャ州における人口10万人当たりの集団食中毒発生数は0.88件であった(欧州連合(EU)平均:0.95件)。
2. 個々に報告された食中毒
 例年同様、カンピロバクター、サルモネラ属菌、ロタウイルス及びアデノウイルス以外の病原体による食中毒の発生率は低い。最も多く報告された病原体はカンピロバクターで3
,184人、次いでサルモネラ属菌が1
,914人、ロタウイルスは1
,636人であった。
 カンピロバクターは住民10万人当たり、カタルーニャ州47.6人、スペイン63.3人、欧州65.5人で、カタルーニャ州は最も低い。
 重篤な症状を引き起こすリステリア・モノサイトゲネスの症例数は少なく、58人報告された。住民10万人当たり0.77人と推定され、EU域の発生率0.46人より高い。
3. 伝達性海綿状脳症(TSE)
 カタルーニャ州では2009年以降、牛海綿状脳症(BSE)は1症例も発見されていない。スクレイピーは2015年にめん羊で1症例が確認された。
 当該報告書(カタルーニャ語、191ページ)は、以下のURLから入手可能。 http://acsa.gencat.cat/web/.content/Publicacio/eines_i_recursos/Publicacions/Memories_de_la_situacio_de_la_seguretat_alimentaria/2015/memoria_2015/Analisi_2015_Per-publicar.pdf
地域 欧州
国・地方 スペイン
情報源(公的機関) スペインカタルーニャ州食品安全機関(ACSA)
情報源(報道) スペインカタルーニャ州食品安全機関(ACSA)
URL http://acsa.gencat.cat/ca/detall/noticia/Memoria-anual-sobre-la-situacio-de-la-seguretat-alimentaria-a-Catalunya-2015-00002
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