食品安全関係情報詳細

資料管理ID syu04830810149
タイトル 欧州食品安全機関(EFSA)、科学的な不確実性の視覚化及び科学文献からの自動的なデータ抽出をテーマとしてクラウドソーシングする旨を報道発表
資料日付 2017年11月16日
分類1 -
分類2 -
概要(記事)  欧州食品安全機関(EFSA)は11月16日、科学的な不確実性の視覚化及び科学文献からの自動的なデータ抽出をテーマとしてクラウドソーシング(crowdsourcing、訳注:不特定多数の人を対象とした外部委託事業)を行う旨を報道発表した。概要は以下のとおり。
1. 広範囲の科学文献から意味のあるデータを抽出するアルゴリズムを作ることができますか? データに関係した不確実性を表現するためのアイディアがありますか? あなたのアイディアで賞金を獲得して、欧州の食品安全に不可欠な科学的助言を提供する我々に役立つことができます。これらは、EFSAが一般の科学者及びこれらの問題の潜在的な他の「解決者」に対するクラウドソーシングの最初の2件の「課題」である。
2. 未開拓の人材宝庫
 これらの課題について、EFSAのBernhard Url長官は、「我々のリスク評価やその他の科学的業務に役立つ科学知識や専門技術を持つ未開拓の人材宝庫が存在します」と述べた。
 「我々は、他の分野で働いている新進気鋭の研究者、退職した教授、熟練した技術者や革新的なアイディアを持っている人たちを探しています。そのような人材は、欧州だけではなく世界中にいる可能性があります」とUrl長官は述べた。
 「クラウドソーシングは、潜在的な専門知識(訳注:専門知識を持つ専門家)に手を伸ばし、その専門知識が社会や問題解決者自身に利益をもたらすように、その知識を生産的に活用する方法を提供するものです」とUrl長官は続けた。
3. 科学的な不確実性の視覚化
 EFSAのクラウドソーシング事業の担当者であるDidier Verloo博士は、「(訳注:募集を)本日開始した最初の課題は、利用可能な知識における限界と我々は呼んでいる不確実性(我々が評価案件において提供できる解答の範囲や確度に影響を及ぼすもの)の視覚化に関するものです」と述べた。
 Verloo博士は「リスクマップ(危険度分布図)は、地理的空間的な違いを視覚化するためによく使用されますが、リスクマップは、基礎となるデータの不確実性を通常示しません。だから、我々は、5
,000米ドルで、マップ内の不確実性を視覚化する方法の新鮮かつ革新的なアイディアを探しています」と述べた。
 「(訳注:不確実性の視覚化は)リスク評価者の結論を文脈によって解釈可能にするのを支援するだけでなく、リスク管理者が不確実性をより迅速かつ容易に考慮に入れ、不確実性を要因として意思決定に含めるのに役立ちます」とVerloo博士は続けた。
4. 科学文献のデータマイニング検索
 2番目の課題に対する募集(賞金は30
,000米ドル)は、2017年12月1日に始まる。Verloo博士は「系統的レビューは、エビデンスに基づく研究の基礎になります。しかし、系統的レビューには、利用可能なエビデンスの増加及び必要とする研究資源(特に、関連する知見の抽出に必要な人間の専門知識及び人手を費やす時間)の増加により、課題があります」と述べた。
 Verloo博士は「この「データ抽出」工程の自動化によって時間と費用が節約されます。自然言語の処理、機械学習、データマイニング及びテキストマイニング等の幾つかの技術は、系統的レビューにおける標題及び抄録のスクリーニングにおいて有用性を見せ始めていますが、我々は、このような段階の先に進み、全データの抽出工程を自動化したいのです」と述べた。
 Verloo博士は「だから、我々は、科学文献の全文からデータ要素を識別するための情報抽出アルゴリズムを作ることができるソフトウェアの天才、又はコンピュータ・マニアを探しています」と述べた。
5. Q&A (回答は省略)
・誰が応募できるのか?
・賞金がドル建ての理由とは?
・EFSAはどのようにクラウドソーシングに関与するのか?
・EFSAがクラウドソーシングに関心を持つ理由とは?
・この委託事業はどの段階にあるのか?
・EFSA(のこの取組)は、欧州における他のクラウドソーシングの取組の一部なのか?
地域 欧州
国・地方 EU
情報源(公的機関) 欧州食品安全機関(EFSA)
情報源(報道) 欧州食品安全機関(EFSA)
URL https://www.efsa.europa.eu/en/press/news/171116

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