食品安全関係情報詳細

資料管理ID syu04830320297
タイトル 国際獣疫事務局(OIE)、スペインで11月10日に発生した牛海綿状脳症(BSE)患畜に関する即時通知を公表
資料日付 2017年11月27日
分類1 -
分類2 -
概要(記事)  国際獣疫事務局(OIE)は11月27日、スペインで11月10日に発生した牛海綿状脳症(BSE)患畜に関する即時通知(最終報告)の情報を公表した。概要は以下のとおり。
1.報告の種類:即時通知(最終報告)
2.発見日:2017年11月10日
3.BSE確認日:2017年11月21日
4.事案解決日:2017年11月23日
5.届出理由:リスト記載疾病の再発
6.前回の発生日:2017年5月10日
7.疾病の徴候:無症状感染
8.原因病原体:プリオン(H型非定型BSE)
9.診断:確定検査
10.本事案は、国内の1地域に限定。
I.本事案
1.発生地:カスティーリャ・イ・レオン州サラマンカ県EL SAHUGO
2.アウトブレイク発見日:2017年11月10日
3.アウトブレイク状況:解決済み(2017年11月23日)
4.疫学的ユニット:農場
5.患畜:ウシ、感染可能性(susceptible) 213頭、症例 1頭、死亡 0頭、殺処分 1頭、と畜 0頭
6.発症群:H型非定型BSE株陽性1頭。コホート調査を実施中。
Ⅱ.疫学
1.アウトブレイク源又は感染源:不明又は不確定
2.疫学的コメント:
 2017年11月10日、アルヘテ(Algete)中央獣医学研究所(NRL)(UNE-EN ISO/IEC 17025: 2005基準の下で認可された国立TSEリファレンス研究所)は、レオン州Villaquilambreにある認定された地方動物衛生研究所(公認地域検査所)でBio-RadのTeSeE SAP迅速検査で陽性結果となったBSEの疑いのある神経組織検体を受理した。NRLは規則(EU) No. 1148/2014に従って認定された確認検査を行った。ウエスタンブロット法(Prionics)及びELISA 法(Idexx HerdChek BSE-スクレイピー抗原試験キット)を組み合わせて、両方の試験で陽性結果が得られた。その後、BSE株の識別検査をdifferential digestion法及び免疫ブロット法で行い、2017年11月21日にH型非定型BSE株であることを確認した。この検体は、全国のTSEサーベイランスプログラム(48か月齢超の死亡牛或いは食用と畜ではない牛での検体採取)において採取された。患畜は1999年6月14日出生の交雑種雌牛であった。
Ⅲ.管理措置
1.適用された措置:トレーサビリティ;と体、副産物及び廃棄物の公的処分;選択的殺処分; 消毒;ワクチン禁止;患畜の無治療
2.今後適用される措置:家畜製品の公的処分
IV. 診断検査結果
 11月21日、アルヘテ中央獣医学研究所(国立検査所)にてウエスタンブロット陽性
V. 今後の報告:事案は解決された。更なる報告の提出はない。
地域 その他
国・地方 その他
情報源(公的機関) 国際獣疫事務局(OIE)
情報源(報道) 国際獣疫事務局(OIE)
URL http://www.oie.int/wahis_2/public/wahid.php/Reviewreport/Review?page_refer=MapFullEventReport&reportid=25293
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