食品安全関係情報詳細

資料管理ID syu04820120149
タイトル 欧州食品安全機関(EFSA)、香料物質として使用するアクリル酸エチルの安全性に関する科学的意見書を公表
資料日付 2017(平成29)年11月14日
分類1 -
分類2 -
概要(記事)  欧州食品安全機関(EFSA)は11月14日、香料物質として使用するアクリル酸エチルの安全性に関する科学的意見書を公表した。概要は以下のとおり。
 アクリル酸エチル(FL-no:09.037)は、2006年の国際連合食糧農業機関(FAO)/世界保健機関(WHO)の合同食品添加物専門家会議(JECFA)の評価に基づき、2010年に香料物質としてEFSAの香料グループ評価71(FRE.71)において評価された。EFSAの「食品接触材料、酵素、香料及び加工助剤に関する科学パネル」(CEFパネル)は、MSDI法(訳注:香料の年間生産量から摂取量を推定する手法)に基づき、香料物質として推定した食事摂取量において安全性の懸念を引き起こさないと結論付けた。
 CEFパネルは、新たに入手可能になった科学文献並びに2006年にJECFA及び2010年にEFSAによって行われた以前の評価書を評価した。更に、香料物質としてのアクリル酸エチルの新たな使用レベルが提供された。香料物質としての使用について、APET法(Added Portions Exposure Technique)を用いて推定した習慣的な摂食由来のばく露量は、体重60kgの成人で3,545μg/人/日及び体重15kgの3歳の小児で2,233μg/人/日と算出された。食品接触材料由来のばく露量は、最大で6,000μg/人/日である可能性がある。
 CEFパネルは、遺伝子変異並びに構造及び数的染色体異常といった関連する全ての遺伝に関する評価項目を包含する入手可能なデータに基づき、アクリル酸エチルについて遺伝毒性に関する懸念はないと見なした。
 CEFパネルは、ラット及びマウスでの入手可能な発がん性試験を評価し、げっ歯類で観察された前胃扁平上皮乳頭腫及び上皮性腫瘍がヒトには関連しないと結論付けた、1998年の米国国家毒性プログラム(NTP)の評価に同意した。更に、短期間及び亜慢性毒性試験において全身毒性のエビデンスはない。従って、CEFパネルは、アクリル酸エチルを香料物質として、意図した条件下での使用では安全性の懸念はないと結論付けた。
地域 欧州
国・地方 EU
情報源(公的機関) 欧州食品安全機関(EFSA)
情報源(報道) 欧州食品安全機関(EFSA)
URL http://www.efsa.europa.eu/en/efsajournal/pub/5012